【No.5】R1100RS
- 走行距離/62,000km
- BMW歴/9年
- 乗り継いだバイク数/9台
愛車の気に入っているところ
長所はオールラウンド性能の一言に尽きます。
1台の愛車で激走スポーツ走行からタンデムの長旅まで使っています。そしてその一つ一つの使い方に妥協する必要がありません。
現在でもワインディングで仲間から一目置かれる速さです。乗り方に工夫はいるけれど、それも楽しみのうちです。経験豊富でスポーツ走行の好きな人の期待は裏切りません。
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ツアラーとしても満足のいく乗り味です。タンデムでの運転は想像していた以上に楽しいものでした。そういうキャラクターは後のR1150RSやR1200STにも受け継がれていると思うけれど、その中でR1100RSがもっともツアラー度が高いと感じます。淡々と走って楽しめるツアラー感とでも言うものはこれが一番だと思います。
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5速ミッションは一つのギアで息の長い加速をします。6速のR1150RSでは、例えば2速で長く加速させると3速に上げたときにエンジン回転が元のところまで落ちません。R1100RSは元の回転まで落ちるので再び息の長い加速を楽しめます。この伸びやかな加速感は捨てがたいです。
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シートカウル内の物入れスペースが大きいことも長所です。無線機を載せたりETCを付けたりするスペースには困りません。これは最近の新型車では削られている長所だと感じます。
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最新の連動ブレーキやR1200STの良くできたサスペンションには魅力を感じるけれど、スポーツ度とツアラー度のバランスはR1100RSにしかないものがあります。ツアラー性能を重視するけれど、ストイックにスポーツもしたい私はRTでは満足できないのです。そしてテレレバーやABSなど近代的装備を持つR1100RSは、あえて新型車に買い替えたくなるほど古くはないのです。
愛車の不満なところ
電源ソケットの位置が使いづらいこと。他にはありません。
これからBMWを買う人へのメッセージ
これまでの習慣では、BMWは新型車が前モデルと似て非なるキャラクターになっていきます。
ゆえに愛車が旧型になっても独自の魅力を失いません。
自分が惚れ込んだモデルが一番良いです。そういうバイクを見つけてください。
もう1台BMWを持つなら
K1200RS、またはK1200GT(新旧どちらでも)。
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