【No.8】F800GT(2014)
- 年式/2014
- 走行距離/18,500km
- BMW歴/10年
- 乗り継いだバイク数/18台
愛車の気に入っているところ
R1100R、K1100LT、R1200RTと乗り継いで、いささか重量級バイクが身に堪えるようになってきたので、乗り換えで選んだのがこのバイクです。RTの良いところを残しながらグッと軽量化した分、どっこいしょと出発していたものが、気軽にサッと旅立てるようになりました。燃費も良く、高速道路を100km/hで巡航していれば、28km/Lを超える場合もあり、一般道を混ぜて走っても25から26km/Lまで伸びます。コーナリング性能が高く、セルフステアまかせでも吸い込まれるように狙ったところに曲っていってくれます。若干、インに切れ込む感じがしますが、タイヤとの相性もあるのでしょう。それでいて、RTよりもホイールベースが長いせいか、直進安定性が高く、ロングツーリングでは疲れにくいです。バレンシア・オレンジのボディカラーはとても美しいですね。どうしてこの色がラインナップから落ちてしまったのでしょう。
愛車の不満なところ
エンジン熱の噴き出しには閉口します。夏場は本当に内股が焼け焦げそうに熱くなりますから、二ーグリップがつらい。この点ではボクサーエンジンに優位性があり、今となってはありがたく思います。ただし、冬場は気になりません。日本仕様のエクストラローシートではクッション性が悪く、幅も狭かったので、オプションのコンフォートシートに換えました。ハンドルバー幅が広く、もう少し前傾がほしかったため、ハンドルアップキットで修正。姿勢が立ち気味になったことで標準スクリーンでは風防効果が薄くなり、高さのあるスクリーンに換えています。デカールのデザインがあまりにも安っぽいのが無念です。こうして旅バイク仕様にカスタマイズしないと、私には乗りづらいところもありましたが、近場の日帰りツーリングで峠道も走りたい人ならば、あまり極端なカスタマイズはいらないのかもしれません。
これからBMWを買う人へのメッセージ
R1100Rがとても乗りやすいバイクで、R259エンジンのすばらしさは今でも色褪せることがなく、それ以来BMWから浮気をしたことがありません。K1100LTの縦Kエンジンのトルクフルで滑らかな回転特性も魅力的でした。水冷エンジンのR1200RTや横置き4気筒エンジンのK1300GTも快適性が向上しつつ、胸のすく加速を味わえて、良くできた完成度の高いマシンだとは思いますが、乗り味という点ではそれ以前のBMWのほうが感性を揺さぶる奥深さがあったような気がします。
もう1台BMWを持つなら
GS系を所有したことがないので、FかRのGSはチャンスがあれば持ってみたいですが、今はF800GTで満足しています。
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