ショウエイ ホーネットADV
SHOEI HORNET ADV
ADVツアラー向けに
開発された新生ホーネット
風洞実験を重ねて決定されたホーネット ADV のフォルムはオフヘルメットを基本としながら、短いノーズがオンロード用を思わせる。それぞれ用途の異なるデザインの融合が、オン&オフ選ばないモデルを完成させた。
TRUE TEST !
一般道での低い速度域でも
空力性能の高さを体感
GS 系に代表される大型アドベンチャーツアラーは、じつはヘルメット選びが意外に悩ましい車種でもある。ツーリングなど高速道路の移動を最優先に考えれば、オン用のフルフェイスがフィットするが、その先の林道やダート走行を考えると、視界の広いオフ用がほしくなる。しかしオフ用は、バイザーや大きな開口部が高速度域で抵抗になってしまうという欠点がある。そんな悩みを解消してくれるヘルメットが、ショウエイから発売されたホーネット ADV だ。以前のホーネット DS から進化した ADV は、道や環境を選ばないオールロード性能を目指して開発されたもので、度重なる風洞実験から得たデータをもとに、空力性能、機能性を追求して、フォルム、バイザー、シールドシステムが形成されている。
今回は、ホーネット ADV を一般道と高速道路でチェックした。かぶり心地は、ソフトな内装と適度なホールド感で頭全体が包まれている感じ。しかも軽いのだ。一般的なオフロードヘルメットよりノーズ部分の位置は顔に近く、口元の空間もコンパクトだ。実際に走り出してみると、わずか 40km/h ほどで空力性能の高さを感じることができる。ウェッジシェイプのバイザー形状が、前面から上面に抜ける空気をうまく逃がし、ヘルメットに発生する揚力(浮き上がる力)を最小限にしているのだろう。一般道を走る速度なら、被って走行している感じはオンロードヘルメットに近い。さらに流れの速い夜の高速道路で使用したところ、バイザーによる揚力は感じるものの、一般的なオフ用ヘルメットに比べ、首にかかる体感速度は 10~20km/h 程度低く感じられた。
高い空力特性と大きな視界は、今後アドベンチャーマシンユーザーや、トレールモデルユーザーのスタンダードになりそうだ。
ショウエイ ホーネットADVの詳細
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