ダッツ R1200GS サマーシートカバー
DATZ R1200GS SUMMER SEAT COVER
過酷な灼熱の真夏を
乗り切るための涼風シート
乗車中はほぼ常に荷重がかかり、広範囲に渡ってバイクと接している臀部とシート。それだけに湿気がこもりやすく、高温多湿の季節は不快指数を引き上げる要因だ。R 1200 GS サマーシートカバーはそんな真夏のライディングを快適にするためのアイテムだ。
TRUE TEST !
尻の下を風が吹き抜けていく
心地よさは快感ですらある
5月下旬、関東と北陸を往復する2日間のツーリングで試したので、このアイテムが本領発揮となる季節でのテストではないことをまず断っておく。
さて、装着については予想したよりも簡単だった。ビニール袋から取り出した状態では小さく丸まっているが、カバーとシートの角を合わせるように被せていくと、すんなりとシートを覆い尽くしてくれる。専用設計だけあって余りすぎる部分もきつすぎる部分もなく、まさしくジャストフィット。
カバーを装着したシートをバイクに取り付ける。カバーの厚みの分だけシートが大きくなっているため、シートをロックさせるにはやや力が必要。荷重をしっかりとかけつつ、手のひらでグッと押し込むと、カチンとロックがかかる音が聞こえた。シートを両手でつかんで揺さぶってみたが、とくに問題はなさそうだ。
さっそく着座してみる。尻にはメッシュ表面のややザラザラした感触が伝わってくるが、ゴツゴツとした硬さはない。足つきが悪化する懸念もあったが、それについては誤差範囲だろう。まったく気になることはなかった。
まだ初夏のため、走り出してすぐに効果を感じられるほどではなかったが、高速道路に入ると、尻の下を風が抜けていくのがわかる。これは気持ちがいい。シートヒーターに対するシートクーラーといってもいいくらいだ。シート表皮がディンプル状になるため尻が滑りにくくなる効果もあり、乗車中の安定性もいい。
今回は試せなかったが、長時間の雨天走行においては、股間からの浸水を防ぐ効果も発揮してくれるはずだ。高温多湿で雨が多い日本、梅雨から晩夏にかけての必須アイテムといえそうだ。
テストを終えて
ココがすごい!
メッシュ構造はしっかりとした硬さと、尻にやさしい柔らかさのバランスがよく、長時間走行でも痛みなどの不快感はなし。尻の下を冷風が抜けていく快感は一度味わうと病みつきだ。
ココがイマイチ
そのメッシュの硬さが、長期に渡って使用した場合に衣服へ与えるダメージがどうなのかが気になるところ。耐久性もありそうだし、数シーズンに渡って使えると思うが、やや高価か。
ダッツ R1200GS サマーシートカバーの詳細
- 【前の記事へ】
アルパインスターズ ボゴタドライスタージャケット - 【次の記事へ】
ツラーテック R1200GS パーツラインナップ
関連する記事
-
S1000RR鈴鹿8耐参戦記【英語】
#03 Finally! Right before the race.
-
BMWパーツ&グッズ
テックメート オプティメート4 デュアルプログラム
-
BMWパーツ&グッズ
アールズ・ギア R1200GS/R1200GSアドベンチャー ワイバンマフラー
-
BMWパーツ&グッズ
ツラーテック R1200GS パーツラインナップ
-
BMWパーツ&グッズ
4R リリーブ ハードプロテクターベスト
-
BMWパーツ&グッズ
エアモニバイク
-
BMWパーツ&グッズ
ガエルネ ジー・ミッドランド ゴアテックス
-
BMWパーツ&グッズ
ショウエイ ホーネットADV