VIRGIN BMW | トゥーホイールクール エアーヘッド ブリタニア BMWバイク パーツ&グッズ紹介

トゥーホイールクール エアーヘッド ブリタニア

  • 掲載日/2014年09月29日【BMWバイク パーツ&グッズ紹介】
  • 販売/モトーリモーダ テスター/VIRGIN BMW.com編集部 テスト方法/市街地で試用 テスト期間/1日
トゥーホイールクール エアーヘッド ブリタニアの画像

TWO WHEEL COOL airhead Britannia

世界的なヒット商品となったairheadに
日本限定のオリジナルカラー『Britannia』が追加

医療用シリコンを素材としたユニークな製品を生み出すオーストラリアのメーカー、TWO WHEEL COOL(トゥーホイールクール)。その中でも 2012年に発表したヘルメット用ベンチレーションライナー『airhead(エアーヘッド)』は、世界的なヒット商品となった。日本でも 2013年から販売が開始されると同時に評判が広まり、たびたび売り切れ&欠品が発生するほどの人気を見せている。

TRUE TEST !

その形状と素材が絶妙な “隙間” をつくり出す

このライナーは「ヘルメットと頭皮の間に物理的な空間をつくり、空気の流れを生むことによって、内部にこもる熱を抑える。汗や整髪料から内装を守り、衛生面やヘルメットの長寿命化にも効果大。そして何より、髪がつぶれてしまうことを軽減できる」との触れ込みで発売された。そして実際に、バイクブロスの通販サイトの ユーザーインプレッション でも高評価を得ている。

エアーヘッドの特徴は、その形状と材質にある。海に棲むヒトデのような形があらゆるヘルメット内側の曲線にフィットし、その無数の突起が頭皮を “点” で支える。頭からヘルメットが浮いた状態になって絶妙な “隙間” をつくり出すのだ。また、医療用に使われるものと同レベルのシリコン素材を使用しているため、静電気やアレルギーなども起こりにくく、皮膚に対して低刺激。髪の毛や皮脂で汚れても水洗いが可能。みずからの弾力により、内装に貼り付くので、接着テープ等を使わずともヘルメットに固定できる。

発売時点でソリッド、グラフィック入りを合わせて数種類のカラーバリエーションがあり、当初から選択肢は豊富だったが、今回『Britannia(ブリタニア)』という新色が追加された。これは、日本人に人気の高いユニオンジャック模様の “日本専用カラー” だ。

テストを終えて

GS シリーズのオーナーを中心に人気が高いシールド付きオフロードヘルメットと組み合わせて使用した。フルフェイスタイプも含め、もともと高機能のベンチレーションや内装を備えてフィット感も高いヘルメットでは、かえって邪魔になるのでは? と思ったからだ。

たしかに、エアーヘッドを装着してヘルメットをかぶると “入っている感” があり、いつもよりも “かぶりが浅く” なる。走行中も、異物感はあっても、ベンチレーションが向上しているような感じはなかった。

効果を感じたのは、停車してヘルメットを脱いだときだ。どんなに機能の高いヘルメットでも、真夏の市街地で1時間もバイクに乗れば、ヘルメットの中が汗でびっしょりになる。しかし、エアーヘッドありの場合は、チークパッドこそ汗で濡れてしまうものの、“隙間” によって内装と触れていない頭頂部がさらりとしていた。実感はないかもしれないが、内部の熱を確実に逃がしてくれていたのだ。

また、ベンチレーション機能のないスモールジェットヘルメットにも装着してみた。こちらの効果は言うまでもない。内部に空気が流れ、明らかに涼しくなったのがわかる。それに加えて、エアーヘッドがサイズ調整パッドの役割を果たし、フィット感もアップした。

コンパクトで着脱も自由なので、とりあえず手元に一枚持っておき、走る季節や場所、ヘルメットによって使い分けるというスタイルがオススメだ。

ココがすごい!

接着テープ等が不要で、取り外しも自由。走る季節や場所、ヘルメットによって使い分けることができる。カラーバリエーションも豊富。

ココがイマイチ

高機能のベンチレーションや内装を備えてフィット感が高いヘルメットに装着すると “かぶりが浅く” なり、“異物感” がある。

トゥーホイールクール エアーヘッド ブリタニアの詳細

トゥーホイールクール エアーヘッド ブリタニアの画像
シリコン素材でできたヒトデのような形は、あらゆるヘルメット内側の曲線にもピタリと収まる。
トゥーホイールクール エアーヘッド ブリタニアの画像
無数の突起が頭を “点” で支える。これがヘルメットを浮かせて絶妙な “隙間” をつくり出す。
トゥーホイールクール エアーヘッド ブリタニアの画像
airhead ロゴはアクセントであり、装着の目印でもある。これが後頭部側になるようにセットする。
トゥーホイールクール エアーヘッド ブリタニアの画像
裏面は平らになっている。みずからの弾力によって内装に貼り付くので、接着テープ等は不要だ。
トゥーホイールクール エアーヘッド ブリタニアの画像
高機能ヘルメットとの組み合わせでは、脱いだときの頭頂部の “汗と蒸れの少なさ” で効果を実感。
トゥーホイールクール エアーヘッド ブリタニアの画像
ベンチレーションのないスモールジェットでは、空気の流れが生まれるとともに、フィット感も向上。
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