VIRGIN BMW | サインハウス B+COM ミュージック BMWバイク パーツ&グッズ紹介

サインハウス B+COM ミュージック

  • 掲載日/2011年10月11日【BMWバイク パーツ&グッズ紹介】
  • 販売/オートハウスアツ テスター/栗原 守睦 テスト方法/市街地、高速道路 テスト期間/3日
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SYGN HOUSE B+COM Music

オーディオカスタムよりも簡単・手頃に
ヘルメットのなかでいい音を響かせる

ブルートゥースを使ったインカムは、話すだけでなく iPhone などから無線で音楽を飛ばして聴くことも可能だ。ただ、価格的にどうしても高いのがネックとなる。そこで、音楽やナビなどの音声を聴くことに焦点をあてて、よりコストを抑えたモデルが登場した。バイクで気軽に音楽を楽しめるその実力はいかに?

TRUE TEST !

小型軽量で操作も至極簡単

音楽は、移動の時間をいっそう楽しくするための重要な要素だ。好きな音楽を聞きながら素晴らしい景色を目の前にすれば、テンションはさらに上がるし、たとえ移動区間でさえも退屈さをまぎらわす要素になる。でも、バイクで音楽を楽しむためには、オーディオ付車両を選ぶか、もしくは後付けでオーディオの取り付けを行わなければならない。

『もっとお手軽かつ簡単に、バイクで音楽を楽しみたい』そんな思いを形にしたのが、このB+COM Musicだ。同社のインカムをベースとし、その性能を受信機能だけに特化させることで、廉価かつ手軽に音楽やナビの音声を聞けるようにしたこのアイテムは、ブルートゥースを使って通信を行い、ワイヤレスで音楽を楽しめるよう設計されたものだ。

製品を手にしてみると、まず、そのコンパクトさと軽さに驚く。これならヘルメットに付けても、重量が気になるということはない。またスピーカー自体も薄いため、ヘルメットをかぶったときに違和感を感じることもなかった。

同製品と iPhone をつないでみると、ブルートゥース機器同士の接続設定も大変スムーズ。繋がった後も両者間の通信が途切れてしまうなんてこともなかった。また、一つのボタンで操作するインターフェースも魅力だ。

テストを終えて

肝心の音質は、長時間聴いても疲れ難いフラットな音が特徴と感じた。操作はグローブを外さなくとも可能で、インターフェースも秀逸。さらにブルートゥース機能を持っていれば、電話でもポータブルプレーヤーでも使用可能。スピーカーの取り付けにはちょっとだけ気を使うが、それも移動時間や旅先で、好きな音楽を楽しむためと割り切れば、許せる範囲。気軽に楽しめるため、音楽好きは一度使ったら手放せなくなるだろう。

ココがすごい!

非常にシンプルコンパクト。手頃な価格ながら音質も申し分なし。カラー豊富。操作が簡単。充電機器が小さいので、持ち運びも便利。

ココがイマイチ

システム音の調整ができないのが残念。また、スピーカー位置のセッティングが慣れないとベストポジションを探すのが多少大変かも。

サインハウス B+COM ミュージックの詳細

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操作方法は極めてシンプル。電源のオン/オフ、曲の停止/再生はシルバーのボタンを押し、ボリュームの調整や曲のスキップは、ボタン後ろのノブを上下に動かす。
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ヘルメットスピーカーは直径50mm、厚さは8mm。ヘルメットへのフィッティング次第で音質が大きく変わるので注意が必要だ。BMW 純正ヘルメットは分解ができないため購入した販売店へ確認が必要だ。
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充電機器もコンパクトにできており、充電用 USB ケーブルと AC チャージャーとに分かれている。一泊ツーリングの際など旅先に充電器を持って行くときでも邪魔にならないのがいい。
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5色のカラーバリエーションで自分の持っているヘルメットとカラーコーディネートを楽しめる。ヘルメットと同系色のカラーを選べば、装着したときにあまり目立たずスマートだ。
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