クシタニ K-5144 LEATHER MESH GLOVES
- 掲載日/2010年05月31日【BMWバイク パーツ&グッズ紹介】
- 販売/クシタニ テスター/田中 善介(バイクブロス) テスト方法/R1200RTでシティクルーズ テスト期間/1日(平均気温28度)
KUSHITANI K-5144 LEATHER MESH GLOVES
サマーライド定番のレザーメッシュグローブ
シンプルだからこそいろいろ見えてくるものだが…
暑い季節のライディングには、風通しの良い快適性に優れたアイテムを身につけたいもの。なかでもマシン操作に大きく影響するグローブ選びには細心の注意が必要だ。今回クシタニのレザーメッシュグローブを選んだ理由は、レザーを知り尽くし、レーシングシーンでは世界中にその名を知られた日本を代表する老舗ブランドだから。果たしてその使い勝手はどうだろう…?
TRUE TEST !
如実に感じる革の上質さ
これまでいくつものグローブを使ってきたが、個人的には革製のものが落ち着くようで、強度や柔軟性に優れた機能素材や、異素材の組み合わせによる優れたグローブも多くあるものの、長く愛用するのはだいたいレザーグローブ。こればかりは好みと言うほか無い。
もともとレザーには伸縮性や耐摩耗性など、ライディング・ギアの素材として優れた特性がある。グローブに限った話ではないが、革製品はその素材の特性を熟知し、匠の技術によってそれを活かすことが出来るか否かによって、モノの良し悪しが決定付けられる。仮に出来上がったものが見た目に同じだとしても、品質には大きな差が生じるものだ。
先に結論を出してしまうと、今回試用した『 K-5144 レザーメッシュグローブ』は、そういった意味で非常に上質な製品だと感じた。いまさら言うまでも無いが、クシタニがレザーのスペシャリストとして培ってきたノウハウや技術、経験と歴史などがモノヅクリに反映されているのが分かる。それは操作性やプロテクション機能、過酷な使用環境下での快適性などを追求したレーシンググローブだけではなく、シンプルなツーリンググローブにさえ感じることが出来る。
まあ、見た目は単なる革製のメッシュグローブだが、やや狭くなっているグローブの口にグイグイと手を押し込んで指先まで通してみると、意外なほどしっかりとしたフィット感がある。これはクシタニ独自の手型製法とレザーの配置によるもので、撥水牛革にパンチング加工を施した甲側とグリップを握る掌側にはそれぞれ強度と柔軟性が求められ、それに適した革の厚みを持たせているためだろう。また縫製技術が実に巧妙で、グローブによくありがちな、縫い目が肌に当る煩わしさがほとんど無い。
実際に使用してみると、当たり前だが風通しが良い。それに吸湿性も高く、連続2~3時間装着して走ってみも、グローブの中に不快感は無かった。しなやかに伸縮するレザーは指先の動きを妨げず、スイッチ操作もスムーズ。全体的にフィット感が高く、必然的に引っ張られる甲側、グリップを握る掌側、いずれもストレスは感じない。これならさらに蒸し暑い日に走ることになっても、不快感にウンザリすることは無さそうだ。
テストを終えて
クシタニ・ブランドには「高価な商品」というイメージがあったが、このグローブは1万円もしないし、カタログを見る限り11種類あるツーリンググローブの中で、1万円以上の商品はたった2種類だけ、という意外な事実を知り、結構驚いた。質の高さは使用することで理解出来たので、正直に、お買い得なアイテムだと思う。
ココがすごい!
使い始めからしなやかに伸びて突っ張り感も無く、手首から先全体をサポートするフィット感がたまらない。レザーの合わせ目を煩わしく感じさせない縫製は流石。
ココがイマイチ
ん~無いなぁ。コスト面と品質のバランスは適正だし、デザイン面、機能面(快適性と安全性)、使用感などを踏まえても、何ら不満は感じられなかった。あとは個人差。
クシタニ K-5144 LEATHER MESH GLOVESの詳細
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