BMW史上最大排気量のビッグボクサーを搭載したクルーザー「BMW R 18」がついにワールドプレミア!
- 掲載日/2020年04月06日【トピックス】
- 取材協力/BMW Motorrad Japan 写真/BMW Motorrad Japan 文/成田 恒一
BMW R 5をオマージュした
クルーザーセグメントのBMW R 18
2020年4月3日(金)、BMWモトラッドの新型クルーザーモデル「BMW R 18」が世界初公開された。1936年から37年にかけてのわずか2年間だけ生産されたBMW R 5をオマージュしたR 18には、BMWモトラッド史上最大排気量となる新開発の1,802cc OHV空油冷水平対向2気筒エンジンが搭載されている。
このビッグボクサーエンジンの最高出力は67kW@4,750rpm、最大トルクは158Nm@3,000rpmで2,000〜4,000rpmの回転域において150Nm以上のトルクを発生する。フレームはクラシカルなスチール製のダブルクレードルで、リジッドフレームスタイルの密閉型アクスルドライブを備えたリアスイングアームを装備している。
サスペンションは、意図的に電子制御を排し、49mm径のテレスコピックフォークとカンチレバーサスペンションストラットにより、快適な走りを実現。R 5と同様にクラシカルなフォークカバーが取り付けられている。フロントのトラベル量は120mm、リアは90mm、フロントブレーキには4ピストン固定キャリパーのダブルディスク、リアはシングルディスクとされる。また前後ホイールはスポークタイプとなっている。タイヤサイズはフロント120/70 R19、リア180/65B16、ステップはミッドコントロールでゆったりとしたポジションを形成している。
全長X全高(ミラー除く)X全幅(ミラー含む)は2,440mmX1,126mmX964mm、ホイールベースは1,731mm、シート高は690mm。ライディングモードは「Rain」「Roll」「Rock」の3タイプ。解除可能なオートマチックスタビリティコントロール(ASC)と、エンジンドラッグトルクコントロール(MSR)を標準装備。オプションではリバースアシストやヒルスタートコントロールなどが用意されている。
カラーはエンブレム&レタリングにダブルピンストライプが特徴的な「R 18 First Edition」と、ベーシックなブラックストーム・メタリックの「R18」という2カラーが用意されている。なお価格は未定となっている。
※写真のモデルは一部日本仕様と異なる場合があります。
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