過去最高の来場者を記録したビーマーの祭典「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2019」レポート第一弾!
- 掲載日/2019年09月10日【トピックス】
- 取材協力/BMW Motorrad Japan 取材・写真・文/成田 恒一
バイク乗りの笑顔にあふれた
地域密着型イベント
ビーマーにとっては年に一度のお祭りと言える「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2019(BMWモトラッドデイズジャパン2019)」が、2019年9月7日(土)・8日(日)にHakuba 47 Mountain Sports Park(長野県北安曇郡白馬村)で開催された。昨年の悪天候とは打って変わり、今年は両日ともに最高の天気に恵まれ、2日間で過去最高となる5,932名もの来場者を記録した。
今年は16回目の開催となり、イベントテーマは「長野県および白馬村の地域の人々と手を取り合って、イベントを盛り上げる」というものであった。次世代のバイク乗り育成を目的に、地元白馬高校の生徒たちに様々なコンテンツに参加・協力を仰ぎ、さらに交通安全の啓蒙運動として会場から白馬村役場までパレードランを行う恒例のセーフティーライダーパレードin白馬村などが行われ、地域密着型のイベントとして大成功を収めたと言える。
入場無料のBMWモトラッドデイズジャパン2019であるが、とても2日間では遊びきれない豊富なコンテンツもこのイベントの魅力となっている。今年はレースマシンやビンテージカスタムのデモンストレーションレースや、毎年大人気のヒルクライムコンテスト、BMWモトラッドの最新モデルを堪能できる試乗会や、キッズ向けのコンテンツなどなど、家族みんなで楽しめるよう工夫が凝らされている。そして今年は来年春にニュージーランドで開催される「International GS Trophy 2020」日本代表選手選考会の最終予選も行われた。もちろん夜のお楽しみのバーベキューパーティーにミュージックライブパーティー、初日の締めくくりとして打ち上げ花火が夜空を彩り来場者のボルテージは最高潮に! それではBMWモトラッドデイズジャパン2019のレポート第一弾をお楽しみあれ!!
朝10時のイベントスタート前から、参加受付のテント前にはイベント参加者の長蛇の列が!さぁみなさんお待ちかねのBMWモトラッドデイズジャパン2019の始まりだ。
まずはBMWモトラッドの最新モデルを堪能できるオンロード試乗会を紹介しよう。会場から約10分ほどのコースを走るこの試乗会には、発売されたばかりのS1000RRやR1250RS、R1250Rなどの人気モデルが用意されている。
人気のR1250RSにR nineTスクランブラー、R nineTレーサー、R nineTピュアなどを一般公道で堪能。
BMWモトラッドのアドベンチャーモデル、GSシリーズを堪能できるオフロード試乗会も大人気。インストラクターの先導で、約20分間の林道ツアーが楽しめる。
こちらは会場内での走行となる体験試乗会の様子。この試乗会ではG310GSにG310R、C400GTなどの車両が用意された。
会場横に設置された2輪専用駐車場は最高の天気ということもあり、午前中からご覧のように満車状態。
BMWのマウンテンバイクを使用したBMW Balance Bridge Challenge。自転車を使ったシンプルな一本橋走行なのだが、これがかなり難しく参加者たちは四苦八苦。女性の参加も大歓迎!
モーターサイクルジャーナリスト、ケニー佐川氏監修のFシリーズ限定で運転技能を競うFlowing Challenge。実はこのレース、当日はFシリーズ以外の参加もOKとなった。ジムカーナスタイルのタイムアタックレースであるが、指定タイムにどれだけ近づけるかがキモとなる初心者でも楽しめるレースとなっている。しかも最後はピザの早食いが!
今年の鈴鹿8耐SSTクラスで優勝を果たしたTONE RT SYNCEDGE4413のS1000RRが展示された。
こちらはG310Rベースのレーサー。この迫力のフォルムから、G310Rがベースのマシンだとはとても思えない。
46 worksの協力により、ビンテージレーサーの展示コーナーが設置された。46 worksはR nineTカスタムプロジェクトにも参加した日本を代表するカスタムショップである。
R100RSのカフェカスタムにR100RSカスタム、R75/5レーサー、そしてロケットカウルが取り付けられたR75/5レーサーなどが展示された。
毎年人気で予約で満員となった限定50名のキャンプエリア「リバーサイト」。イベント会場もすぐ近くで、愛車の隣にテントを設営できるのも嬉しい限り。
キッズ向けのコンテンツが充実しているのもBMWモトラッドデイズジャパンの魅力。バンジートランポリンに託児スペース、キッズ向けバイク体験コーナーなどなど家族みんなで安心して楽しめる。
地元白馬高校の生徒を対象とした交通安全教室。未来のバイク乗り育成プログラムと言えるだろう。
大人気のオフィシャルグッズ販売コーナーに疲れた体を癒してくれる足裏マッサージコーナー、女性に嬉しいレディースビューティーケアコーナーでは、なんと無料でネイル・ハンドマッサージが受けられる。そして「あなたはどこから来ましたか?」をテーマに設置されたWhere are you from?コーナー。
会場前の道路を封鎖して行われた、ドラッグレースさながらのデモンストレーション走行。白馬高校の女生徒をフラッグガールに46 worksのレーサーやS1000RR、TONE RT SYNCEDGE4413のS1000RRレーサーが参加。デモ走行ではあるが、その迫力は相当なものだ。
フラッグガールを務めた白馬高校の女生徒曰く、「自分の合図でバイクが一斉にスタートするところがすごく面白い!」と、興奮気味に語ってくれた。
ライディングゾーンで行われたCSS(カリフォルニアスーパーバイクスクール)デモンストレーション走行。転倒の恐れがない、S1000RRをベースにしたハングオン練習専用バイクを使ったデモ走行であった。
9月7日(土)の13時からはじまったセーフティーライダーパレードin白馬村。スタートの合図は、BMWモトラッドジャパン ディレクターのリー・ニコルス氏が担当。みなさん、安全運転で!
毎年大人気のヒルクライムコンテスト。9月7日(土)にはBMWモトラッド正規ディーラー対抗のエキシビジョンマッチ、ヒルクライムコンテストEXが開催された。ディーラーの威信をかけた真剣勝負!
ヒルクライムコンテストEXの入賞者と白馬高校の女生徒で記念撮影。みなさん、イイ笑顔!
レストランアリス内のリラックスゾーンに出展されたBMW Motorrad 719 Garage。こちらはヘリテイジ出展ゾーンとなり、Option 719装備モデルやレザーアクセサリー、シルクスクリーンを使用したオリジナルTシャツのワークショップなどが出展され人気を博した。