多種多様な700台を超えるバイクが夜のお台場を彩る!「7th Night Rider Meeting」レポート
- 掲載日/2019年05月30日【トピックス】
- 取材協力/BMW Motorrad Japan 取材・写真・文/成田 恒一
メーカーの垣根を超えたカフェ・ミーティング・イベント
「7th Night Rider Meeting (ナイト・ライダー・ミーティング)」
東京の夜を楽しむイベントとして人気を博しているBMW Motorrad Japan主催のナイト・ライダー・ミーティング。夜7時からの開催とあって、ツーリングの帰り道にふらりと立ち寄ったり、日中の慢性的な渋滞に比べ交通量が少ないナイトライディングの目的地として多くのライダーから支持を得ているというのが人気の主な理由だろう。そんなナイト・ライダー・ミーティングの令和初開催となる「7th Night Rider Meeting」が2019年5月25日(土)、お台場の「BMW Group Tokyo Bay(東京都江東区青海2-2-15)」にて開催された。
前回の開催では過去最高となる700名以上のライダーが集い、その人気に驚かされたのだが、今回はさらにそれを上回るライダーがお台場に集結。BMW Motorradオーナーのみならず、バイク乗りなら誰でも参加できる気軽なミーティングというコンセプト通り、多種多様なバイクで埋め尽くされた会場は見所満載。メールマガジンの登録でホットコーヒーなどのワンドリンクが無料で提供されるサービスの他、BMW Motorradの人気モデルが用意された夜間試乗会も大盛況であった。
18:30からのゲートオープンを待つ、ナイト・ライダー・ミーティングの名物とも言える入場待ちの長蛇の列。
さぁ、いよいよゲートオープン!入口は正面ではなく、BMW Group Tokyo Bayの裏口からとなっている。
R nine T Urban G/SにS1000RR、S1000XR、S1000Rなどのマシンが会場内に吸い込まれていく。
参加者のお目当ては、こちらのナイトライダー試乗会だ。みるみるうちに受付待ちの列が伸びていく。
試乗車にはG310GSやR nine T Pure、Urban G/S、C650Sport、C evolutionなど多くの人気モデルが用意された。
試乗会の参加者は女性も多く、R1250GSにチャレンジする女性も! 試乗スタッフから基本的なレクチャーを受け、いざ試乗。
ナイトライダー試乗会では、夜のお台場地区を先導車付きでBMWモトラッドの最新モデルを堪能することができる。
人気のナイトライダー試乗会はイベントスタート後、早々に受付終了。
イベント会場からBMW Group Tokyo Bayのショールームへと向かうスペースにBMWモトラッドの最新モデルが展示され、多くの参加者から注目を集めていた。
7月に国内販売が予定されている話題の新型S1000RRも展示され、こちらも大人気。もちろん跨りOKで、スマホで写真を撮る方も多かった。
その隣にはフルカーボンフレームのレーサー、HP4 RACEも展示。こちらは残念ながら展示のみであったが、なかなかお目にかかれるマシンではないので、この展示は貴重な機会と言えるだろう。
メールマガジンの登録でホットコーヒーなどのワンドリンクがサービスされるこのミーティング。コーヒー片手にバイク談義に花も咲く!
ナイト・ライダー・ミーティング参加者のためにBMW Group Tokyo Bayの店内に休憩スペースが用意された。ここでもメーカーの垣根を超えた自由な交流が活発に行われていた。
休憩スペースではBMW Motorrad Club Japan(BMCJ)のカウンターが用意され、会員の募集と、さまざまなサービースについての説明が行われた。
BMW Group Tokyo Bayのショールームで30〜70%OFFのスペシャルセールが開催された。
ご覧のように、スペシャルセールでは掘り出し物を求めて多くの参加者が!
19時から21時まで開催されるナイト・ライダー・ミーティングとあって、会場には夕飯としてタコライスとドリンクを販売するキッチンカーが用意され、ここでも参加者が列をなしていた。
BMWモトラッドの現行モデル、G310GSやS1000RRなどに加え、絶版車やビンテージマシンも会場には見受けられ、眺めているだけでも楽しめる。
さらにホンダのNRやスズキのカタナ、ハーレーのロングフォークチョッパーやドゥカティのMH900eなどなど、メーカーや年代、スタイルも違う多種多様なマシンが集まるナイト・ライダー・ミーティング。
ここで「BEST NIGHT RIDER AWARD」として表彰されたマシンを2台ピックアップ。まずは1988年式のR65をベースにしたこちらのカスタムマシンを紹介しよう。
オーナーは東京都の吉澤さん。もう10年くらいこのR65に乗っておられるという。タンクのペイントなどDIYカスタムで仕上げられている。
MMMプロダクツのスパルトテールにガラスレンズ、シートは50年代のベイツ製が取り付けられている。
続いて、1989年式のR100RSに乗る神奈川県の竹内さんが「BEST NIGHT RIDER AWARD」を受賞。カスタムペイントなどを含め、つい二週間ほど前に仕上がったばかりのマシンだという。
イギリスから個人輸入で手に入れたロケットカウルでスタイリングを一新。グレー系のブラウンというカラーリングも絶妙である。
イベント終了の21時を過ぎても、まだ会場には多くのバイクが残っている。みなさん名残惜しそうであるが、また次回!
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