MFJ全日本ロードレース選手権第6戦 ツインリンクもてぎ2&4レース 直前情報
- 掲載日／2017年08月18日【トピックス】
- 文・写真／Keisuke Asakura
今年2回目となるツインリンクもてぎでの全日本JSB1000。前回は酒井選手がセカンフドグループをリードする好走を見せながら、マシントラブルでリタイアという結果に終わり、児玉選手は完走するもノーポイント。BMW勢とは相性が悪いサーキットという印象もありますが、悪いイメージを払拭する走りを期待しましょう。
今年も暑くて熱かった真夏の祭典8耐
レースにまつわるアレコレをご紹介
来る8月19日、20日、MFJ全日本ロードレース選手権第6戦ツインリンクもてぎ2&4レースが開催されます。 レースタイトルに”2 & 4”とあるように、国内バイクレースの最高峰JSB1000と、国内四輪レースのトップカテゴリーである全日本スーパーフォーミュラが同時開催となる豪華なレースです。
全日本JSB1000もいよいよ後半戦に突入。前戦オートポリス大会から、鈴鹿8耐を挟み約2ヶ月ぶりの開催となります。BMWエントラントのTeam Motorrad39の酒井大作選手、TONE RT SYNCEDGE4413の児玉勇太選手は共に8耐で満足のいく結果を残せたとはいえませんでしたが、そのフラストレーションを吹き飛ばすような走りをみせて欲しいものです。
今年はツインリンクもてぎの開業20周年にあたるメモリアルイヤー。今大会は特別なイベントが目白押しとなっています。タイムトラベルレースと題されたデモレースでは、WGPやMotoGPの名車や四輪GT選手権の歴代マシンが疾走。また、通常では別料金が必要となるピットウォークも観戦券のみで参加できるサービスも実施されます。さらには、レッドブル・エアレース・パイロットの室屋義秀選手による祝賀飛行も行われることが決定しています。夏休みも終盤となった週末。ツインリンクもてぎでモータースポーツにドップリと浸かった1日を過ごしてみてはいかがでしょう？
フォトTOPICS（写真点数／9枚）
018耐では結果こそ残らなかったものの、酒井選手の走りだけをみれば相変わらずの速さを誇っていました。全日本JSB1000は基本的にスプリントレース。戦い方が異なるレースですが、ベテランらしくそのあたりの切り替えも万全です。
028耐はBMW本社のエンジニアや、イギリスのレーススタッフとの混合チームで戦った酒井選手。全日本では自らのチームであるTeam Motorrad39で戦います。酒井選手のシリーズランキングは現在11位。実力的にはトップ10は確実なライダーですから、後半戦の巻き返しが楽しみです。
03前半戦の終盤、シーズン開幕当初の好調ぶりが失速した感のある児玉選手。8耐では2回転倒してしまいましたが、それも積極的に攻めていった結果です。本来の速さを発揮できれば、必ず好リザルトを残してくれるはずです。
04マシンのセットアップに悩んでいる様子の児玉選手ですが、8耐という長いレースを走ったことで多くのデータが蓄積できたことでしょう。このツインリンクもてぎのレースでは、持ち前のスピードを見せつけてくれることを期待したいものです。
05併催される全日本スーパーフォーミュラは、国内最速の四輪レースです。レース専用に生み出されたフォーミュラカーで争われるレースは迫力満点で、バイクのレースとは違った魅力があります。
06ツインリンクもてぎを52周するという長丁場で争われるスーパーフォーミュラ。給油やタイヤ交換といったピット作業も見所のひとつです。
07ツインリンクもてぎ20周年記念企画のひとつ、タイムトラベルレースではMotoGP、WGP500、WGP250マシンがデモランを予定。歴史に残る名車が実際にサーキットを走る姿を、生で見ることができるのです。
08タイムトラベルレースでは、四輪のプロダクションレーサーであるスーパーGTマシンが走ります。馴染み深い市販車を改造したマシンで争われるレースで、非常に人気の高いカテゴリー。そのヒストリーを飾った名車が一同に会します。
09小型飛行機でタイムトライアルを行うエアレース。その世界最高峰、究極の三次元モータースポーツと呼ばれるレッドブル・エアレースでトップコンテンダーとして活躍する室屋義秀選手が祝賀飛行を披露してくれます。もてぎの空を舞う華麗なテクニックは必見です。
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