2017 鈴鹿8時間耐久ロードレース 直前情報2
- 掲載日/2017年07月28日【トピックス】
- 文・写真/Keisuke Asakura
BMW Motorrad39のマシンは、全日本JSB1000で使用しているものから、パッケージを一新。ファクトリー仕様の耐久レーサーへと生まれ変わりました。オールニューといって過言ではないマシンのため、セットアップに手こずった様子ですが、マシン造りの能力も高い酒井選手だけに、キッチリと仕上げてくれるはずです。
注目のBMWエントラントを紹介
日本初のBMWオフィシャルチームが誕生
今年の8耐で、なんといっても注目なのが、#39 BMW Motorrad39です。酒井大作選手が率いる同チームは、これまでも8耐や全日本JSB1000クラスで活躍を続けてきましたが、今年の8耐は一味違います。それというのも、BMWのオフィシャルチームとしてのエントリーであるからです。
BMW Motorrad39は日本のチームとしては、初めてBMWから全面的な支援を受けることになり、マシンにはファクトリーメイドのパーツを数多く使用。ライダーは”日本最速のS1000RR使い”酒井大作選手、WSS、BSBなどで実績を持つクリスチャン・イドン選手、WSBKライダーで2016年にはSTK1000でチャンピオンを獲得しているラファエロ・デ・ロサ選手という豪華な布陣。
世界耐久選手件においては、BMWの実質的なワークスチームといわれていたBMW MOTORRAD FRANCE99が活動を止めてから、久々に登場したBMWオフィシャルチーム。間違いなく、素晴らしい活躍をみせてくれることでしょう。
また、もうひとつの全日本JSB1000参戦チームである#56 TONE RT SYNCEDGE4413は、SSTクラスに参戦。同チームのエースライダーである児玉勇太選手を中心に、ベテラン武石伸也選手、同チームでJ-GP2クラスを戦う中本 郡選手でクラス優勝を目指します。
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