MFJ全日本ロードレース選手権第5戦 九州モーターサイクルフェスタ 2017 in オートポリス 直前情報
- 掲載日/2017年06月23日【トピックス】
- 取材協力/BMW Motorrad Japan 文・写真/Keisuke Asakura
オートポリスは九州きっての名門サーキット。多くのビッグレースが開催されてきました。ですが、昨年は熊本地震の被害を受け、多くのレースが開催を中止。MFJ全日本ロードレース選手権も予定していた2レースがキャンセルとなりました。今大会は2年ぶりの開催となり、大きな期待が集まっています。
全日本ロードレース選手権が九州上陸
火の国で炎より熱い戦いが繰り広げられる!!
来る6月24日-25日、MFJ全日本ロードレース選手権第5戦が、大分のオートポリスで開催されます。BMW S1000RRでJSB1000クラスにフルエントリー中の酒井大作選手、児玉勇太選手も参戦します。
ここまで、3戦を経たJSB1000クラス。酒井選手はランキング10位、児玉選手はランキング16位につけています。前戦ツインリンクもてぎ大会では、両選手共にノーポイントという悔しい結果に終わっていますが、開幕2連戦のスタートダッシュが効いている形です。このオートポリス大会では、前戦の不振を吹き飛ばす快走を両選手に期待したいものです。
九州はバイク熱が高い地域で、熱心なレースファンが多く存在します。オートポリスのある阿蘇山付近は絶好のバイクスポットということもあり、MFJ全日本ロードレース選手権にもたくさんのバイクファンが訪れます。大会名に九州モーターサイクルフェスタとあるように、九州のバイク乗りにとって一大イベントとなっているのです。レース以外にも、各バイクメーカーのブース出展や、楽しいイベントが盛りだくさん。この週末は愛車にまたがり、オートポリスまでS1000RRの応援に出かけてみてください。
フォトTOPICS(写真点数/8枚)
01コース全長は4,674mで、最大直線距離は902m。最大標高差52mというアップダウンの厳しいサーキットで、タイヤにかかる負担が大きいとされています。最終コーナーのスタンドからは、最終コーナーからストレート、第二ヘアピンまで見渡せます。
02ツインリンクもてぎでは、好スタートを決めながらマシントラブルでリタイアに終わった#39 BMW Motorrad39の酒井大作選手。見るからに乗れていただけに残念な結果でしたが、その鬱憤をオートポリスで晴らしてくれることを期待しましょう。
03酒井選手は、いつ、誰と話すときも真剣です。陽気な彼は笑顔を見せている時間も多いのですが、その時間も全力で楽しんでいるのです。そんな酒井選手の人柄に惹かれ、多くのファンやサポーターが集まります。
04マシンのセットアップに苦しみ、ツインリンクもてぎでは思うように走れなかったという#16 TONE RT SYNCEDGE4413の児玉勇太選手。本人の持つスピードには確かなものがあるので、マシンとのマッチングさえ決まれば、素晴らしい走りを見せてくれるはずです。
05児玉選手は宮崎県出身で、現在も宮崎県で暮らしています。彼にとってオートポリスは地元であり、得意とするサーキットです。知り尽くしたコースで、持ち前の速さを発揮してくることを期待しましょう。
06美人揃いのオートポリスのレースクィーンの皆さん。表彰式やレース進行の端々で大活躍してくれています。彼女たちに会うためだけでも、サーキットに足を運ぶ価値があるというものです。
07オートポリス大会は「九州モーターサイクルフェスタ」と銘打たれたバイクの祭典。レースだけでなく、様々なバイクイベントが開催されます。毎回好評なのが、九州のB級グルメを集めた「うまかもんストリート」。サーキットで九州全域の食べ歩きが楽しめるのです。
08毎回、多くの観客を集めるオートポリス大会。昨年は熊本地震の影響でキャンセルとなったこともあり、2年ぶりの今大会は例年以上のレースファンが詰めかけることでしょう。
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