GS Trophy Japan 鳥取大会レポート
- 掲載日/2016年06月17日【トピックス】
- 取材協力/BMW Motorrad Japan
文・写真/三上勝久
今年のコマ図ツーリングにおけるダートの距離は20km弱。しかし普段は走れないガードレールなしの林道で、素晴らしい景色が楽しめました。
“GS Challenge”時代のフレンドリーさが蘇ったGS Trophy Japan 2016
昨年に引き続き、鳥取県・氷ノ山わかさスキー場を舞台に開催されたGS Trophy Japan 2016。会場は昨年と同じですが、今年のGS Trophy Japanは西日本大会と東日本大会の2大会が開催されることになったため、この西日本大会には主に中国地方や関西地方のライダーが多く集まりました。また、コマ図ツーリングの距離が約60kmと短めな設定だったこともあり、全体的に余裕のあるスケジュールとなったことも昨年からの変化です。GSを手に入れたものの、林道ツーリングやキャンプなどのアウトドア体験はまだ……というビギナーにとって、まったりゆっくりと楽しめる、リラックスムードの大会に。この大会がGS Challengeの名称で開催されていた頃のムードに戻ったような気がします。
とはいえ、基本的なコンテンツはしっかり行われました。スキー場のゲレンデに設定されたスペシャルコースを走るスキルチャレンジ、そして白馬で開催されるインターナショナルGSトロフィー選考会へのシード選手を選ぶGS Trophy予選会、山田純インストラクターによるビギナーズトレーニング、そしてガイドが先導し見どころへと連れて行ってくれるガイドツーリングなどなど。
夜にはもちろん盛大な宴会が開催。地元の川魚や焼きそば、焼き鳥などが参加者に提供されたほか、地元の若手グループによる勇壮な太鼓演奏なども行われ、参加者はまさに降るような星空の下での素晴らしい時間を楽しみました。
フォトTOPICS(写真点数/17枚)
01ビギナーズトレーニングの会場は、なんと地元若桜町の運動公園! フラットな場所で山田さんによる指導が受けられました。
02舞台となった氷ノ山わかさスキー場を林道から。素晴らしい緑に囲まれた環境での大会となりました。
03参加者のみなさん。今回は西日本、東日本の2大会に別れたため人数は100名弱でしたが、それだけ濃密な親睦ができたのではと思います
04夕食、朝食はキャンプ地にケータリングが来てくれました。朝夕ともに食べきれないほどの量でみんな満腹!
051日めの夕暮れ。氷ノ山の山腹の高い位置にあるキャンプ場からの眺めは、まさに「天空」を感じるもの。星空も見事でした。
06白馬へのチケットを獲得したのは小笠原勇樹さん(左)、澤田 英樹さん(左から2人目)、道下隆信さん(右端)。右から2人目は今回コース設定を担当した松井勉さん。
07スキルチャレンジでは女性クラスも設定。コールマンやメッツラー、BMW JAPAN提供の豪華賞品を松井勉さんから受け取りました。
08スキルチャレンジの上位3名。今回は比較的アクセルを開けられるコース設定のため、みんな思い切り走って気持ちよかったようです。
09夜には地元の若手有志によって太鼓のパフォーマンスが披露されました。熱気あふれる演奏に誰もがおもわず聴き入っていました。
10素晴らしい本部会場の眺め。GS TROPHY JAPANでここを知り、また訪れようと思ったライダーも多いはずです。
11豪華だった夕食。そば、焼き鳥、焼きそば、天ぷら、味噌汁……! さらに鮎の塩焼きまで。地元の味を堪能できる夕食でした。
12惜しくも転倒、白馬への選考会予選通過ならなかった梶山新之助さん。それでも思いっきりの笑顔!
133位で予選を通過した小笠原勇樹さん。2008年から乗っているGSの走行距離は14万km! 安定した走りでインターナショナルGSトロフィーを目指します。
14見事トップ通過を果たした澤田英樹さん。F800GSを駆ってじつに見事な走りで世界に1つ近づきました。翌週開催された東日本大会にも参加!
15コマ図ツーリングにはタンデムで参加するカップルも。和気あいあいとしたムードで楽しめたGS Trophy Japan 2016でした。
16素晴らしい緑に囲まれた会場。2日目はコマ図ツーリングに行くライダー、ビギナーズトレーニングを受けるライダー、スキルチャレンジに参加するライダー、そして一足先にツーリングがてら帰途に着くライダーも。自由に楽しめる雰囲気に満ちていました。
17見事な快晴! 2日間とも素晴らしい天気に恵まれた西日本大会でした。
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野崎 正博(AMC Tokyo 店長)