【完成発表】R nineT カスタム・プロジェクト
- 掲載日/2014年09月04日【トピックス】
- 取材協力/BMW Motorrad Japan、日本航空学園 文・写真/VIRGIN BMW.com 編集部
日本での『R nineT Custom Project』に参加した4台のカスタム車両は、2014年7月末に完成を迎えました。
4カ月の製作期間を経て完成を迎えた
日本が世界に誇る4台の R nineT カスタム
2014年4月発売の R nineT は、BMW の創業 90 周年を記念する伝統の空冷ボクサーモデルであると同時に、BMW がカスタムという新しいテーマに挑戦するための一台でもあります。市販モデルの発表前に公開されたアメリカのローランド・サンズによる Concept 90 を皮切りに『R nineT Custom Project』がスタート(世界で9台)。日本のカスタム文化と技術に惚れ込むオラ・ステネガルドさん(BMW Motorrad のデザイン責任者)の声がけにより、日本からも4人のカスタムビルダーが参画しました。
3月に始まった Cherry’s Company、BRAT STYLE、HIDE MOTORCYCLE、46Works の4ショップによる R nineT カスタムは、製作の様子を 特設サイト やムービーで公開しながら、4カ月の製作期間を経て7月末に完成を迎えました。その最終章の撮影現場を使って、完成車両がメディアへとお披露目になりましたので、フォトレポートでご紹介します。
フォトTOPICS(写真点数/17枚)
017月末日、完成編ムービー&特設サイトの撮影現場を使って、メディアへのお披露目が行なわれました。
02日本のカスタム文化と技術(クラフトマンシップ)に惚れ込むオラ・ステネガルドさん。このプロジェクトの主宰者です。
03それでは完成車両を一台ずつ見ていきましょう。まずは 46Works のカスタムから。
04「最初にワインディングからサーキットまでを走って製作イメージを固めた」と言う 46Works 中嶋志朗代表。
05そのコンセプト通り、どこを走っても楽しいカフェレーサーに仕上がっているようです。
06続いて、HIDE MOTORCYCLE のフルカウル R nineT です。
07「もともと電子制御が少ない R nineT ながら、ABS システムがカスタムのネックになり、取り外した」と富樫秀哉代表。
08燃料タンクやシートカウルは、ヒンジによって開閉(リフトアップ)可能。整備性にも優れるとのこと。
09BRAT STYLE は、R nineT をダートトラッカーに仕上げてきました。
10「ノーマルでもコンパクトなバイクだけど、もっと軽快感を出したかった」と BRAT STYLE の高嶺剛代表。
11見た目に違わない軽快な走り。現場ではブレーキロックを見せるなど、自らが楽しんで製作したことが伺えます。
12最後は Cherry’s Company による近未来的な一台をご紹介します。
13「長い時間をともにして、ずっと手元に置いておきたいくらいに愛着が湧いています」の言葉が印象的だった黒須嘉一郎代表。
14消灯状態ではきれいに隠されているものの、前後のカウル内にはヘッドランプ&テールランプを備えています。
15この日は本来、ムービー&特設サイト用の撮影を行うための場。感動の最終章となる撮影が行われていました。
16完成編ムービーに登場するバーンナウトシーンの撮影。ムービーと照らし合わせてみてください。
17日没とともにムービー撮影は終了。4台は MOTORRAD DAYS で一般公開され、今後は各地で展示される予定です。
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