【速報】R1200GS(2013)メディア向け発表会レポート
- 掲載日/2013年03月15日【トピックス】
- 取材協力/BMW Motorrad Japan 文/佐川 健太郎 写真/MOTOCOM
ついに日本に上陸したニュー R 1200 GS。ここでは本モデルの主要ポイントをチェックしていこう。
ついに日本上陸を果たしたニュー R 1200 GS
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2013年3月4日(月)から5日(火)にかけて、BMW ニュー R 1200 GS のプレス向け発表試乗会が開催されました。30年にわたって進化熟成を重ねてきたビッグ GS ですが、今回のフルモデルチェンジによってほぼすべてのコンポーネントを新設計としています。
まずエンジンが水冷化されたのが大きなトピック。排気量やボア×スト比は従来どおりながら、燃料を縦方向に流すバーチカルフローや容量を増やしたエアボックスなどにより、最高出力は従来の 110ps から 125ps へと大幅にアップ。電動スロットルの E-Gas やスリッパー機構付きの湿式クラッチの採用などにより、ドライバビリティも向上しています。
シャーシも一新され、フレームはフロントとリアの2セクションからなるフルフレーム構造となり、ねじり剛性を向上。フロントテレレバーおよびリヤパラレバーの設計変更も含めて走行安定性を高めています。
そして、注目したいのは電子制御テクノロジーのさらなる進化。今回、ニュー GS に採用された「ライディングモード」は、ボタン操作により「RAIN」「ROAD」「DYNAMIC」「ENDURO」「ENDURO PRO」の5つのモードに設定可能で、それぞれに合わせて ASC (オート・スタビリティ・コントロール) と ABS、ダイナミック ESA、スロットルレスポンスまでも最適に変化させることができるというものです。さらに走行条件と操作に応じて自動的にダンピング特性を調整するセミアクティブサスペンションを搭載するなど、最先端の機構が満載されています。新時代を迎えたビッグ GS は、アドベンチャー・ツアラーの新たなベンチマークとしてこのジャンルをリードしていくでしょう。
ニュー R 1200 GS の発売は2013年3月15日(金)予定。カラーバリエーションは「レーシングレッド」「アルピンホワイト」「ブルーファイアー」「サンダーグレーメタリック」の4種類で、価格は 219万9,000円 (消費税込み) となっています。
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