BMW Motorrad Circuit Experience in 袖ヶ浦 メトロサーキットミーティング with MSP
- 掲載日/2012年06月12日【トピックス】
- 取材協力/BMWモトラッド首都圏ネットワーク、モータースポーツプレジャー、袖ヶ浦フォレストレースウェイ 写真・文/淺倉 恵介
会場となった「袖ヶ浦フォレストレースウェイ」は、一周 2,436 メートル、14 のコーナーを持つ、都心から最も近い本格的サーキットです。
袖ヶ浦フォレストレースウェイで
BMW オーナーに向けたサーキットイベントが開催
去る5月20日、袖ヶ浦フォレストレースウェイにて BMW Motorrad 首都圏ディーラーネットワークが主催するメトロサーキットミーティングが開催されました。会場には 100 台を超える BMW が集まり、好天にも恵まれバイク日和となった1日。たくさんのビーマーが、サーキットランを楽しみました。
メトロサーキットミーティングは、イベント名称に「サーキット」とあるようにサーキット走行会を中心としたイベントですが、単純にサーキットを走り回るだけではありません。走行枠の合間には、インストラクターによるライディングに関するレクチャーを開催。希望者にはミニトレーニングも提供されるなど、ライディングスキル向上を目的とした様々なファクターが盛り込まれています。
ライディングプレジャーを味わうには、サーキット走行は最も優れた楽しみ方のひとつです。が、サーキットは敷居が高く感じられるのも事実でしょう。このメトロサーキットミーティングでは、参加者が無理なくサーキットを楽しめるように、ライディングスキルに合わせた細かなクラス分けが行われるなど、サーキットデビューに最適なイベントなのです。次回は是非、参加してみてはいかがでしょうか? あなたの愛車の、新しい魅力を見つけ出せること請け合いです。
BMW Motorrad Circuit Experience in 袖ケ浦 with MSP
- 主催/BMW Motorrad 首都圏ディーラーネットワーク、モータースポーツプレジャー
- 開催期間/2012年5月20日(日)
- 開催場所/千葉県袖ヶ浦市林348-1 袖ヶ浦フォレストレースウェイ
フォトTOPICS(写真点数/25枚)
01集まったバイクは 120 台余り。もちろん、そのほとんどが BMW です。
02ライダーのレベルに合わせた、細やかなクラス分けがメトロサーキットミーティングの特色のひとつ。参加者は、自分のペースでサーキットを楽しむことができます。
03ミニトレーニングでは、マイクロバスで実際のサーキットを走りながら、コース攻略のポイントレクチャーも行われました。
04コース解説を行っているのは、S1000RR を駆り全日本ロードレース選手権に参戦中の国際ライダー戸田 隆選手。バスの運転手を務めるのは、昨年、一昨年と S1000RR で鈴鹿8時間耐久レースを戦った高田速人選手です。
05重要な攻略ポイントでは、バスを降り実際のコーナーを目の当たりにしての講義も行われました。速く走るためだけでなく、安全にサーキットを楽しむ上で有益なレクチャーが行われていました。
06バイクを使用しての実技講習も実施。駐車スペースに設けられた特設コースでは、フルブレーキングやスラロームなどを練習していました。
07左手をハンドルから離し、右手のみで行うパイロンスラロームは、繊細なスロットル操作が必要になります。こういった普通では出来ない練習ができるのも、クローズドコースならではです。
08ミニトレーニングの実技のインストラクターを務めたのは、ジャーナリストの山田 純さん。山田さんは、BMW 公認インストラクター資格を所有するエキスパートです。
09サーキット走行では先導付きのクラスも設けられていたので、初心者でも安心です。先導ライダーはインストラクターの他、各ディーラーのスタッフも担当しました。
10走行枠の間の空き時間には、座学が行われます。実際に走った直後ですから、講義内容を実感しやすかったようです。
11座学では実車も使用されます。ライディング中の姿勢や、荷重のかけ方などが解りやすく解説されていました。
12BMW 製スポーツバイクの最右翼として人気を集めている S1000RR も、多くの台数が参加していました。持ち前のハイパフォーマンスを楽しむには、やはりサーキットが良いようです。
13フラットツイン勢も元気です。ツアラーモデルでさえ走りを楽しめるのが BMW なのですから、そのスタンダードともいえるRシリーズも当然スポーツランは得意なのです。
14オフロードやツーリングのイメージが強い GS も、充分にサーキットを楽しむことができます。この汎用性の高さこそ、BMW の美徳だといえるでしょう。
15軽快なハンドリングの F800 シリーズも、スポーツランは得意分野。軽い車体は、高いコーナリング性能に貢献、サーキットでの速さは相当なものです。
16パドックには様々なメーカーがブースを出展、参加者の目を楽しませていました。
17ダンロップのブースには、昨年の鈴鹿8時間耐久レースを走った「Team Tras」の S1000RR が展示されていました。
18国産アフターマフラーの雄、ヨシムラのブースでは S1000RR 用の新型マフラーが展示され、注目を集めていました。
19タイヤなどを取り扱うグリップ商事のブースでは、空気圧の調整サービスが行われ好評を博していました。
20ドライブチェーンとブレーキパッドの RK のブースでは、チェーンに関する相談を受付ていた他、メンテナンスも実施していました。
21自走での参加者が多いのもメトロサーキットミーティングの特色。走行後に保安部品を取り付けている姿が多く見られました。
22サーキット走行を行ったとは思えないほど軽装の参加者。このまま帰路についたようです。こういった楽しみ方も、乗り手を疲れさせない BMW ならではなのかもしれません。
23参加者の笑顔が、このイベントの楽しさを物語っています。
24最後はジャンケン大会で締めです。驚きの高額商品から、レアなノベルティグッズまで、様々な品が賞品として提供され、大いに盛り上がりました。
25参加者とスタッフが集合しての記念撮影。皆さん、とても良い笑顔を見せています。また次回、その次へと続けていきたい、素晴らしいイベントでした。
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