HOW to CAMP TOURING!! 奥が深い焚火の世界
- 掲載日/2019年03月15日【トピックス】
- 文・写真/BMWBIKES編集部
記事提供/BMWBIKES編集部
※この記事は『BMW BIKES vol.84号 』に掲載された内容を再編集したものです。

■消火の際の注意点 焚火台を使っての薪、および炭の焚火を消火する際は、必ず自然冷却させ、完全に冷却したことを確認した後に片付けてください。 完全に火が消えていない状態で水をかけると、急激な温度変化で焚火台が変形するおそれがあります。また高温の水蒸気が発生し、ヤケドの危険にもつながりますのでお止めください この度は関係各所にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。 ※2019年1月17日 加筆
基本的な焚火の着火方法を知ろう
日常生活の中で「火」を見るのはおそらくキッチンのバーナーぐらいだろう。しかし人間は古来より火とともに歩んできた動物。その延々と姿を変えるゆらめきに癒されるキャンプの夜は、現代では貴重な時間なのである。



着火剤を使うと話が早い
焚火に慣れるまでは、なかなか着火することも難しく感じるだろう。そんな場合は意地を張らずに、こういった着火剤などを使って薪に火をつけてしまうのも一つの手だ。また着火剤は雨などで濡れてしまった薪に火をつける際も有効。着火剤が燃えているうちに薪が乾いてくるからだ。

薪と炭の違いについて
似ているが「炭」と「薪」は全然違う。なにが違うかといえば調理に使うなら炭が便利だし、焚火を楽しむなら薪がいい、ということだ。炭は火力が強く、完全燃焼しているのでクッカーを乗せても煤が着きにくい。その代わり、炎は暗めだから照明にはならない。一方で薪は炎が大きく、明るいが、クッカーを乗せると真っ黒の煤が着き、食材も焦げやすい。