HOW to CAMP TOURING!! キャンプツーリングには何が必要?
- 掲載日/2019年02月26日【トピックス】
- 文・写真/BMWBIKES編集部
記事提供/BMWBIKES編集部
※この記事は『BMW BIKES vol.84号 』に掲載された内容を再編集したものです。
キャンプへ実際に持っていく物を考えてみよう
実際にキャンプツーリングを始めるにあたり何が必要なのか、ここで紹介したい。ただ、これは1例なので、自分の使い方にあった好みの道具を見つけ取捨選択してほしい。道具選びの時間もキャンプの楽しみの1つである。
テント
キャンプで一番大事なのがテント。ツーリングの場合は、登山と違い多少重くてもバイクに積めるので、二人用を一人で使うのが定番。広いほうが快適だし、空いたスペースに荷物を入れれば濡らさなくて済むからだ。
マット
寝袋の下に敷いて、地面の凹凸を緩和し、また地面の冷えから体を守る。空気を入れるエア式、ウレタンとエアを併用するタイプ、ウレタンのみの3タイプがある。パンクの可能性、収納性など一長一短だ。
寝袋
その名のとおり、キャンプにおける布団の役目。羽毛と化学繊維の2種類あり。夏用から真冬用まで幅広くあるが、ツーリングでは快適気温5度~10度設定のものを一つ持っておくと便利だ。
ランタン/ライト
外灯のないキャンプ場も多いのでキャンプでは照明が必需品。手元を照らすヘッドライトが基本で周囲はランタンを使う。ガスランタンもあるが、最近はLEDタイプが主流で、テント内でも使えて便利。
クッカー
調理で使うクッカーはアルミ、ステンレス、チタンといった素材がある。写真のように大小の鍋とフライパン、フタがセットになった物が便利。これに飲み物を入れるカップがあれば、ほぼ事足りる。
チェア/テーブル
椅子は、ヘリノックスという折りたたみ式チェアが生まれて以降、ほぼその同形状品が今の主流。テーブルは大きさと重さが収納に比例する。A4からA3サイズを目安に軽量コンパクトなものがいいだろう。
虫よけ
虫除けや蚊取り線香は常備しておきたい装備。蜂などに刺された場合を考慮して、毒を吸い取るポイズンリムーバーもあると安心。
焚火台
最近のキャンプ場は「直火」禁止の場所が多い。その場合はこの焚き火台が必需。右の箱型は調理も焚き火もできるが重い。左の網式は燃焼面が広く、収納も小さいが調理しにくいなど一長一短だ。
水筒
調理、食器洗い、手洗い、歯磨き、飲み水などキャンプをするのに水は不可欠。そのため、水筒が必要だ。ポリボトルから100円ショップのビニール水筒までさまざまだが、使いやすいのは3L前後。
キッチンペーパー/ウエットテッシュ
撤収時に食器を拭くのに使うが、それ以外に炊き付けにしたり体を拭くなど、キャンプではキッチンペーパーやウエットテッシュが大活躍。また紙のないトイレに備えてトイレットペーパーも必需だ。
ガスバーナー
コーヒーを飲んだり、パスタのお湯を沸かすには焚き火よりもガスバーナーが便利。とくにカセットコンロのボンベが使えるタイプだと、田舎でも入手できるのがいい。写真はSOTOのST310という名機。
サンダル
キャンプサイトでは、重いバイク用のブーツではリラックスできない。テントからトイレに行くにもブーツの脱ぎはきはとても面倒だ。だからサンダルはキャンプにおいて絶対の必需品なのだ。
ノコギリ/ナイフ
キャンプ場に必ず薪があるとは限らない。時には山に入って薪を拾うこともある。だから薪の切り分けにノコギリが必要だし、薪を小さくして焚き付けるのにナイフもいる。もちろんナイフは調理でも使う。