ヘリテージの BMW R nineT Racerにフィーチャー「それは、カフェレーサーに聞いてくれ」 —Party—
- 掲載日/2019年05月20日【トピックス】
- 写真/磯部孝夫 文/成田 恒一
記事提供/BMW BIKES編集部
※この記事は『BMW BIKES vol.79号 』に掲載された内容を再編集したものです。
シーンを牽引するカフェレーサー
BMW/R nineT Racer
アイコニックなロケットカウルに目を奪われるヘリテージシリーズのカフェレーサー、R nineTレーサー。ハンドルにはカフェレーサーモデルの必須であるクリップオンバーが装着され、バックステップとの組み合わせにより、乗り手に前傾姿勢を強いる攻撃的なポジションとなっている。心臓部には排気量1,169ccの空油冷ボクサーツインを搭載し、前後17インチのキャストホイールに、43mm径のオーセンティックな正立式フロントフォーク、そしてブレーキにはBMW Motorrad ABS、後輪の空転を抑制するASC(オートマチック・スタビリティ・コントロール)を標準装備とすることで、高次元のアクティブセーフティーを実現。昨今のカフェレーサームーブメントの中においても、R nineTレーサーの存在感は群を抜いている。
排ガス規制ユーロ4をクリアした空油冷ボクサーエンジンのパルシブな乗り味が特徴的なR nineTレーサー。ヘリテージシリーズで唯一、シルバーにペイントされたフレームを持つのがレーサーである。189万6000円。
フロントホイールは17インチのキャストホイール。ブレーキキャリパーはブレンボ製。もちろんABSも標準装備。
コンパクトなロケットカウルは取り付け位置がかなり低く、純正スクリーンでは完全に上半身を潜り込ませることは不可能だが、それでも超高速域での防風性能はかなりのもの。
デジタルパネルを持つツインメーター。ギアポジションや燃費など様々な情報を表示できる。
ポリッシュ仕上げのサイレンサー。音量は意外にも大きめで、回すと大迫力のサウンドを奏でる。
TRIUMPH/THRUXTON 1200R
次世代の水冷バーチカルツインエンジンを搭載したスラクストンR。英国製の正統派カフェレーサーである。排気量1,200ccの心臓部にはツインスロットル形状のライドバイワイヤシステムを備えたインジェクションを装備。ロード・レイン・スポーツという3つのモードが選択可能となっている。足周りも抜かりなし。ショーワ製フルアジャスタブル倒立フォークにブレンボ製ラジアルマウントキャリパー、リアにはオーリンズ製ツインショックを装備。まさに死角なしのカフェレーサーに仕上げられている。
前後17インチのホイールにショーワ製フルアジャスタブル倒立フォークとリザーバータンク付きのオーリンズ製フルアジャスタブルツインショックを備えたスラクストンR。まさに正統派のカフェレーサーと言える。184万3100円。
カフェレーサーに必須となるクリップオンハンドルにバーエンドミラー、「Monza」タイプのキャップも見所だ。
スリムなシングルシートにはシートカウルが装着されている。
エンジンは97psを発揮する270°クランク水冷並列2気筒 SOHC 8バルブ。
HARLEY-DAVIDSON/XL1200CX ROADSTER CAFE CUSTOM
フロント19/リア18インチというホイールサイズに倒立フロントフォークとプレミアムライド・エマルジョンショックを備えたスポーツスターファミリー最強のロードスター。排気量1,200ccの空冷Vツインエンジンには専用セッティングが施され、アメリカンロードスターならではの乗り味を堪能することができる。そのロードスターにクリップオンハンドルとバーエンドミラー、グリップ、そしてバックステップがセットされたカフェカスタム・コアパッケージを装着したモデルが、ここに紹介するロードスターカフェカスタムだ。
こちらがベースモデルのスポーツスターXL1200CX ロードスター。スポーツスターのアイデンティティーたるスタイリングは踏襲しつつ、各部にハイエンドパーツを装備したファミリー最強モデルである。2019年モデルの価格は155万9000円~。
カフェカスタム・コアパッケージに含まれるアグレッシブなクリップオンハンドルバー、バーエンドミラー&グリップ、リアセット・フットコントロール。
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