VIRGIN BMW | ヘリテージの BMW R nineT Racerにフィーチャー「それは、カフェレーサーに聞いてくれ」 —Getaway— トピックス

ヘリテージの BMW R nineT Racerにフィーチャー「それは、カフェレーサーに聞いてくれ」 —Getaway—

  • 掲載日/2019年05月17日【トピックス】
  • 写真/柏崎 佑介 ライダー/猪狩 顕 文/成田 恒一
    記事提供/BMW BIKES編集部
      ※この記事は『BMW BIKES vol.79号 』に掲載された内容を再編集したものです。

それは、カフェレーサーに聞いてくれGetaway の画像

BMW伝統のボクサーツインを搭載したヘリテイジのカフェレーサー「R nineT Racer」。アイコニックなロケットカウルとTTシートが作り出す直線的なラインに、前傾姿勢を強いる攻撃的なポジションは紛れもなくカフェレーサーのそれである。ストリートに生きるカフェレーサーをリブートしたR nineT Racer、そのフィロソフィーを探る。
——さぁスリリングに走り出せ!

Getaway

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なんて美しいバイクなんだろう、と男は思う。カフェレーサーほど気持ちが昂るバイクはない。バイクに乗る時は革ジャンに革パンという全身黒ずくめの出で立ちと決めている。足元はエンジニアだ。

日常からのエスケープ。いやもっとストレートに逃亡と言った方がいいのかもしれない。バイクに乗る理由はそれで十分。レーサーを選んだのはアイコニックなロケットカウルにひと目惚れしたからだ。ソリッドな白のベースにあしらわれたMカラーストライプに、ボクサーツイン特有の下腹にずしりとくるサウンドも気に入っている。左右に大きく張り出したシリンダーをタンク越しに眺めるもの好きだ。

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50年代イギリスのロッカーズを中心としたカフェレーサーのヒストリーや、そのカルチャーにあまり興味はない。我流で乗るのが男のポリシー。バイクは自由なのだ。むしろリブートされた現代のカフェレーサーに強く惹かれている。

仕事上がりの夜11時。男はレーサーで走り出す。スイッチが入る瞬間だ。クリップオンハンドルを握りしめ、タンクに覆い被さるよう体を伏せてスロットルに力を込める。ボクサーツインを唸らせながら、このまま朝までひとり走り続けるのも悪くない。耳を澄ませ男はバイクと対話する。美しいカフェレーサーと日常からのダイブ!

Iconic Gear

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Langlitz Leathers/Death’s Head Cascade

1947年、米国オレゴン州ポートランドで創業されたモーターサイクルレザージャケットカンパニー「ラングリッツ・レザーズ」。今年70周年を迎えたメイドインアメリカに拘り続けるキングオブレザーカンパニーである。職人によるハンドメイドで1日6着という少量生産ながらカスタムメイドにも対応。ここに紹介するジャケットは1945年、創業者ロス・ラングリッツが5着のみ造り上げたデスズ・ヘッド・キャスケードを復刻したモデルとなっている。

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Wesco/Boss

メイドインアメリカ、かつハンドメイドに拘るワークブーツカンパニー「ウエスコ」。1918年、米国オレゴン州ポートランドで創業されたウエスコは100年を超える歴史を持つ。バイクライドに適した優れた耐久性と高い機能性を有しているウエスコブーツ。豊富なメニューを誇るカスタムオーダーにも対応し、世界でひとつだけのオリジナルブーツを作ることも可能。写真のモデルはソールやハイトがカスタムされたエンジニアブーツ代表的モデルのボス。

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