VIRGIN BMW | 第15回 シート K1600GTL編

第15回 シート

  • 掲載日/2012年02月10日【K1600GTL編】
  • 執筆/モトラッド阪神 田中 建次
    このコンテンツは BMW BIKES Vol.56(2011.09.15発行)~ Vol.57 (2011.12.15発行) 「ディーラーメカが解説する 世界一細かい K1600GTL テクニカルディテール」掲載の記事を引用しています。

K1600GTL編分解レポートの画像

各メディアでの好評もあり、発売以前より数多くのバックオーダーを抱えている BMW Motorrad の旗艦 K1600GTL。その K1600GTL は大きいだけのツアラーではなく、現在の BMW のテクノロジーを惜しみなく投入した文字通りのフラッグシップ。一般読者やオーナーですら見る事ができないメカニズムやメンテナンスの詳細を眺めながら、K1600GTL の本質を紹介していこう。

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タンデム側との段差はかなり大きい。クッション・表皮ともにやや固め。
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GTL は前後一体式だが、GT 用の前後分割シートも取り付け可能。二段階調整機能付きでさらにロー・ハイの二種が用意される。
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シート高は 750mm が標準で調整機能なし。長身のライダーならオプションのハイシート (780mm) をお勧めしたい。
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シート下には収納スペースなし。シート裏に小物を縛るバンドが付く。
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キーシリンダーはシート側に設置。タンデム側のシートヒータースイッチ (強弱2段階) はタンデムライダーが操作できる位置にある。
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ライダー側のヒータースイッチは左ハンドルスイッチのマルチコントローラーで操作。動作状態や5段階の設定温度はディスプレイでモニターできる。
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