VIRGIN BMW | 第8回 トランスミッション K1600GTL編

第8回 トランスミッション

  • 掲載日/2012年01月25日【K1600GTL編】
  • 執筆/モトラッド阪神 田中 建次
    このコンテンツは BMW BIKES Vol.56(2011.09.15発行)~ Vol.57 (2011.12.15発行) 「ディーラーメカが解説する 世界一細かい K1600GTL テクニカルディテール」掲載の記事を引用しています。

K1600GTL編分解レポートの画像

各メディアでの好評もあり、発売以前より数多くのバックオーダーを抱えている BMW Motorrad の旗艦 K1600GTL。その K1600GTL は大きいだけのツアラーではなく、現在の BMW のテクノロジーを惜しみなく投入した文字通りのフラッグシップ。一般読者やオーナーですら見る事ができないメカニズムやメンテナンスの詳細を眺めながら、K1600GTL の本質を紹介していこう。

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6速カセット式トランスミッションを外してみる。重量は出力の向きを90度変えるベベルギヤを含めて約20kg。
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補機類とドライブシャフトの接続を外し、慎重に左横に抜き出す。
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トランスミッションはカセット式。このように、ごっそりと取り出すことができる。
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やはり、それそれのギヤの幅は大きめ。ヘリカル(斜めカット)ギヤの採用で表面積を増やしつつ、作動音を低減している。
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アウトプットシャフト部分にはショック低減用のスプリングダンパーが装備される。ドライブシャフトにはラバーダンパーが装備される。
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内部構成部品の仕上げは非常に綺麗だ。
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ここで方向を90度変換しドライブシャフトを回す。
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ミッションを抜き出したあとには、大きな空洞が残る。
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