第14回 バッテリー・電装部品周辺
久々に過去のいかなるモデルとも関連性を持たない、まったくのニューモデルの登場である。1000cc スーパースポーツという各社のフラッグシップがしのぎを削るカテゴリーゆえに、今まで BMW に興味が無かった層の注目度も非常に高い。今回はそのメカニズムを中心に、世界一細かく S1000RR を解説していこう。
分解レポート 詳細をチェック
電装全般を司るコントロールユニットはタンク前のエアボックス上。
バッテリーはフロントシート下に置かれる。標準バッテリーは 12V-10Ah の ETZ10-BS。
エキサイド社製の ETZ12-BS はオプション扱いだ。たとえばユアサなら YTZ12-BS となる。なお、S1000RR にはグリップヒーターやパワーソケットなどはオプションでも用意されない。
充電系部品のボルテージレギュレーターは高熱を冷却する必要があるため、外部に露出している。
数少ない電装品のオプションが盗難警報装置の DWA。
最近の BMW にしては珍しく、車体電装に限ってはコンピューター制御されない。他車種には見られないリレーやヒューズが装備される。
分解レポート S1000RR編 メニュー
- 【前の記事へ】
第13回 灯火類 - 【次の記事へ】
第15回 メーター・ハンドルスイッチ
関連する記事
-
S1000RR編
最終回 総括
-
S1000RR編
第15回 メーター・ハンドルスイッチ
-
S1000RR編
第13回 灯火類
-
S1000RR編
第12回 外装部品
-
S1000RR編
第11回 ホイール・タイヤ
-
S1000RR編
第10回 ブレーキ
-
S1000RR編
第9回 ステアリング
-
S1000RR編
第8回 フレーム・サスペンション