第8回 ハンドル・ステアリングダンパー
800cc パラレルツインの新生Fシリーズ。スポーツツアラーの S/ST に始まり、オフロードバイクのGSに続く F800R は、欧州市場で人気のストリートスポーツだった。あえて強力なライバルがひしめく戦場に投入された F800R がいかなるものか、S/ST や GS との違いとともに、その詳細を紹介していこう。
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やや幅広のアルミ製パイプハンドルを採用。切れ角は 64 度。GS のようにラバーブッシュを介さず、トッププリッジに直接クランプされる。

クランプ径が 25.4mm (1インチ)、グリップ部分が 22.2mm ( 5 / 8 インチ)のテーパードタイプを採用。

ST のパイプハンドル形状。わずかに垂れ角があり、手前に絞りこまれている。

Rはわずかに幅広く見える。垂れ角は ST より少なく、若干開き気味。

ST のグリップエンドは見た目が非常に大きい。グリップエンドは飾りではなく、重さによって振動の量や発生位置を変えることができる。

Rのエンドは見た目小さいが、パイプの中に挿入されている量が大きいので。重さはあまり変わらない。

左右のグリップの端の間隔を測ってみた。ST は 680mm。

Rは 710mm。やはりRのハンドル形状は幅広だった。

この画像は ST。ハンドルバーに隠れてみづらいが、フォーク上端と、ステアリングヘッド中心 (BMW マーク) の位置関係 (距離) に注目。

こちらはR。あきらかに近い。オフセットを小さくし、浅いキャスター角との相乗効果で倒しこみの軽快さを狙っているのだ。

ステアリングダンパーは標準装備。調整機能は無い。S / ST より前輪荷重が少ないので、ハンドルの振れ対策として必需。
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