第25回 R1200ST バック&オプション
今回取り上げるのは、R1200RT と ST である。ここでは装備品が多い R1200RT をメインに、通称 PDI (Pre-Delivery-Inspection:納車前点検) 作業に加えて、新規採用されたメカやディテール、メインテナンス情報をできるだけ分かりやすく解説していく。オーナーおよびオーナー候補の方々も参考にされたい、ディーラーメカニックだけが知り得るニューモデルの細部を紹介していこう。
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ST 専用のタンクバッグ。容量は 13 リットルだが、さらに 20 リットルまで拡張可能。小型 12 リットルのタンクポーチも設定される。
オプションのパニアケースは基本的に RT と同じ 32 リットル。アウターが黒のツヤ消し処理となる。ブラケットは標準装備。
キャリア兼トップケースホルダーは日本仕様標準装備。PDI で取り付けるのだが、ものすごく頑丈で重い。
オプションのトップケースは 28 リットル。RT 用の 49 リットルサイズが付きそうだが、設定上は付かない。
フル積載状態。総量 112 リットル。全幅(パニア幅)は RT と同じく 980 ミリとなる。
RT 同様、標準車載工具は必要最小限。従来の大量の工具とパンク修理キットは、値下げと軽量化のためオプション扱い。
センタースタンド用グリップは旧 RS と同じ位置にある。リッターバイクとしては異例に軽く立つ。
バッテリーはシート下。シールドバッテリー採用。容量 14AH だから、GS の 12AH より大きく、RT の 19AH より小さい。
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