第24回 R1200ST ハンドル回り
今回取り上げるのは、R1200RT と ST である。ここでは装備品が多い R1200RT をメインに、通称 PDI (Pre-Delivery-Inspection:納車前点検) 作業に加えて、新規採用されたメカやディテール、メインテナンス情報をできるだけ分かりやすく解説していく。オーナーおよびオーナー候補の方々も参考にされたい、ディーラーメカニックだけが知り得るニューモデルの細部を紹介していこう。
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メーターは基本的に GS と同じだが、レッドゾーンが 7,750 から 8,000rpm になり、スピードメーターもフルスケール 220 から 240km/h になっている。
右のグリップ回り。基本的に GS と同じ軽量タイプの新型。グリップヒーターは日本仕様は標準装備。
左グリップ回りも GS と同じ。RT のようなオンボードコンピューターやクルーズコントロールはオプション設定もなし。
ハンドルバーの高さ調整機能。絞り角度は調整できない。ハンドルとシート間の距離は旧 RS や R1100S より近く、小柄なライダーでもつらくはないだろう。前傾も見かけほどではない。
調整範囲は無段階ではなく、三段階調整式。上下端の差は 25 ミリ。
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