第20回 R1200ST サスペンション
今回取り上げるのは、R1200RT と ST である。ここでは装備品が多い R1200RT をメインに、通称 PDI (Pre-Delivery-Inspection:納車前点検) 作業に加えて、新規採用されたメカやディテール、メインテナンス情報をできるだけ分かりやすく解説していく。オーナーおよびオーナー候補の方々も参考にされたい、ディーラーメカニックだけが知り得るニューモデルの細部を紹介していこう。
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フォークのインナーチューブは、なぜか重量の重い RT より太く、R1100S と同じ。
フロントホィールやフェンダーは同じだが、フォーク全体が違う。開発テストで、太い方がマッチングが良かったとのことだ。
リアショックのプリロード調整ダイヤルと電源ソケット。ダイヤルは車体左に露出しているので信号待ちの間にでも調整できる。
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