VIRGIN BMW | BMW独自のメカニズム サスペンションのチェック R259系ボクサー基礎メンテ

BMW独自のメカニズム サスペンションのチェック

  • 掲載日/2011年01月08日【R259系ボクサー基礎メンテ】
  • このコンテンツは BMW BIKES Vol.43 掲載の記事を再編集したものです。
    文・写真/ BMW BIKES  構成 / VIRGIN BMW.com

R259系ボクサーの基礎メンテ【サスペンション&ステアリング】編

R259系ボクサー基礎メンテの画像
フロントフォークからオイル漏れがあっても、オイルシールの寿命によるものならシールを交換すれば直る。
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ダストシールが硬化し、ひび割れると内部に水や異物が入りやすくなる。
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侵入した水でオイルシールを留めるスナップリングが錆び、錆の粉がオイルシールやインナーチューブを傷つけることがある。オイル漏れの原因。
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オイル漏れによるオイルシール交換であっても、両方のダストシール、スナップリング、オイルシールすべてを交換する。片側がダメなら、同じ条件のもう片側の寿命も近いからだ。
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インナーチューブが錆びないよう、ワックス等でマメに掃除したいところ。飛び石によるメッキの傷や錆による縦傷は致命傷。再メッキかインナーチューブの交換が必要。オイルの交換は10万キロに1回で充分。
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独特のステアリングステム。基本はボールジョイントだが、RT と R1200C のみボールベアリング。交互に上下こじってやり、ガタを感じたならベアリングを交換する。
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前後とも、ショックユニット別体のテレレバーサスペンション。うたい文句のとおり、メインテナンスはほとんど不要だ。
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フロントスイングアーム支点にあたるエンジンとの接続部分のベアリングは非常に頑丈。トラブルはまず考えられない。
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スプリングがへたって、車高が下がっていることがある。同型他車と比べて妙に足つきが良く、センタースタンドの操作が重いのですぐわかる。ダンパーは、抜けてスカスカになるより、固まって渋くなる傾向が見られる。ガレージ保管時はなるべくセンタースタンドを使い、サスペンションを伸ばして荷重を最小限にしておくと長持ちさせることが出来る。また、車種と年式で異なるがダンパー調整用のスクリューがある。長期間触らないと、固着して動かせなくなっていることがある。
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