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次世代燃料添加剤ゲルホーン3+の実力に迫る!
取材協力/ランドマスタージャパンスクーデリアオクムラオートショップフタバ
写真/モトメンテナンス編集部、櫻井 伸樹  取材・文/櫻井伸樹  構成/VIRGIN BMW.com 編集部
掲載日/2014年01月29日
 

国際特許であるアサイ有機ゲルマニウムを含有する燃料添加剤「ゲルホーン3+」は、入れるだけで出力や燃費の向上などさまざまな効果があるという。はたしてそれは本当なのか? バイクメンテ専門誌 モトメンテナンス編集部によるテストに加え、実際に使用した一般ユーザーと販売店、メーカーを交えた対談でその実態に迫った。

簡単施工で速攻効果を発揮
ゲルホーン3+で走る楽しみをアップ!

混合するだけで燃費向上やパワーアップ効果をもたらすと謳う燃料添加剤は数多く存在するが、成分を曖昧にしたまま効能だけを訴えるものも少なくない。

 

そうした中、含有する成分のメカニズムを明確にアピールしているのが、アサイ有機ゲルマニウムを主成分とした「ゲルホーン3+」である。1967年に世界で初めて合成に成功して、国際特許を取得した水溶性ゲルマニウムの開発者の名を冠したアサイ有機ゲルマニウムは、健康食品や化粧品にも使用される応用範囲の広い化学物質である。有機ゲルマニウムは分子構造の中に酸素を含むためガソリンに混ぜることで燃焼効果が促進され、燃料の微細化にも効能があるという。

 

無色透明のゲルホーン3+の匂いを嗅ぐと、溶媒として用いられるアルコール系の匂いしか感じられず、添加量も1リットルあたり0.5ccとごく微量。だがガソリンに混ざると、アレッ!?と感じるトルクアップ効果が現れる。特に高いギアを維持して加速する場面では、より低いエンジン回転数でもスピードの乗りが良くなることを実感できた。エンジンが力強くなる快感に任せてスロットルを開けてしまえば、その分ガソリンを消費してしまうが、増大したトルクで燃費走行を心掛ければ、その効果も実感できるはず。

 

添加剤好きも半信半疑のサンメカも、ゲルホーン3+は違いの分かる燃料添加剤として試していただきたい製品である。

 

タンク容量が20リットルのバイクでも、満タン1回の添加量はわずか10ml。ガソリン1リットルに対するコストは200mlタイプで11 円、1リットルタイプなら6.3円となる。1万回転まで回るバイクより、3000回転前後で使うクルマ用エンジンの方が違いが分かりやすい。

この記事は、バイクメンテ専門誌 モトメンテナンス No.107(2013年6月号)HEAD LINE P.7に掲載された記事を加筆・転載したものです。

ゲルマニウムと酸素分子が六角形の結晶構造となるのが、国際特許を取得したアサイ有機ゲルマニウムである。この酸素がガソリンの燃焼を促進する。

ゲルホーン3+には計量カップ付きの200ml(4200円)と、1リットル(1万2000 円)の2種類がある。添加率は0.05%で、200mlタイプは400リットル、1リットルなら2000リットルのガソリンに添加できる。

※表記価格は税別(2014年1月現在)

TALK SESSION

信頼の販売店とユーザーの生の声

各メディアがいくら「この添加剤は効果が実感できてオススメである」と唱えても、通常はわずかな時間でのテスト結果であり、そこに深い信憑性があるかと問われれば疑問が残ることも多い。とくにこういった燃料添加剤は「感覚」が占める割合が多く、ある程度熟練したライダーやプロのメカニックでないと適正な判断や数値を出すのは難しいだろう。

 

そこで今回は、このゲルホーン3+がどれほどの効果を生み出すのか、実際に4000kmを試走したライダー、それを売る販売店、そしてメーカーの代表と、それぞれ立場の違う3者に集まってもらい対談形式で意見を述べてもらった。

 

場所は、愛知県名古屋市にあるサスペンションチューニングの専門店「スクーデリアオクムラ」。このショップの代表である奥村 裕氏と言えば、1980~1990年代に全日本ロードレース選手権でホンダやヤマハのファクトリーライダーとして活躍し、引退後は鈴鹿8耐の監督も務めるなど、日本のレースシーンに貢献し、レーサーレプリカ全盛の頃には誰もが憧れたレーサーのひとり。3者の中の「販売店」とは、この奥村氏のショップのことであり、それはつまり、長年のレースであらゆることを経験した、高い分析力を持った信頼のおける販売店ということになる。

 

そして実際に試走した山下浩司さんは、このスクーデリアオクムラに通う一般のライダーで、常に奥様の洋子さんとタンデムで旅を楽しむスタイルから、今回はその奥様にもご同席いただいた。さらにゲルホーン3+の販売元であるランドマスタージャパンからは、代表取締役の金光利久氏が参加。ユーザーの生の声を聞けるとあってわざわざ横浜から駆けつけた。

 

スクーデリアオクムラ

住所/愛知県名古屋市北区丸新町370
電話/052-902-3095
営業時間/10:00~19:00
定休/日曜


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少し怪しいが確実な効果

金光「このゲルホーンという商品、実は1980年代からあったんですが、あまり告知をしてなかったようで全然世間に出回らなかったんですよ。でも自分で使ってみたら、すごく効果があって、それにとても驚き、感銘を受けたんです。

 

それで、私が自分の会社を起こした2011年に製造元に頼みこみ、ランドマスターで販売することになったわけですが、やっぱり燃料添加剤って、いろいろと怪しいと思われる部分もあるでしょ? でも物は確実にいいから、信頼できる奥村さんの力を借りて、なんとかここで販売してもらっているんです。見た目が怪しいのは自分でもよくわかっているんですけどね(笑)」

 

奥村「うん、正直な話、僕も最初は怪しいなって(笑)。僕らは基本的に技術屋なので、目で見たものしか信用していない。だからまだあまりお客さんに積極的には出してないんですが、その前に販売する側の僕らがまず使って様子をみている状況です。

 

レースマシンのようなシビアなバイクにはまだ試してませんけど、自分のストリートバイクや自家用車、トランスポーター、スタッフのバイクなんかも使っていて、実際に燃費や出力的な数値は出てますね。一般的な使い方であれば実感してますよ。トランポなんか、妻や子供たちでもわかるぐらい変わってますからね。だから、山下さん御夫婦にもお勧めしてみたわけです」

 

山下(浩)「私は最初、山田 純さん(BMW Motorrad Rider Training 公認インストラクター)のブログでこのゲルホーン3+を知ったんです。で、イベントで山田さんにお会いしたときにその話になって。その後、このお店でサスペンションのチューニングをしてもらったときに、またゲルホーン3+の話題になり、奥村さんがサンプルを出してくれるというので、試しに入れてみることにしたんですね。

 

もちろん、最初は半信半疑でしたけど、思った以上の効果でしたよ。約1ヶ月前に初めて入れさせていただいて、その間に約4000kmをタンデムで走ったんです。正直燃費は1kmぐらいしか延びてないんですが、なんというか中低速がすごく太くなって、街中とかでもモタモタしなくなり、振動も減りましたね」

 

山下(洋)「音なんですけど、減速するときにマフラーから不定期なバックファイヤーがしていたんですが、それがゲルホーン3+を入れてからなくなったんですよ。それはすぐにわかりました。あとはトンネルに入ったときにマフラーの音がマイルドというか、すごく静かになったのを実感しています」

 

奥村「このご夫婦はスゴいんですよ。月に何千kmも走っちゃうし、感覚がすごいからその辺のうんちく語るバイク乗りよりもよっぽど分析能力があるんじゃないかな。とくに奥さんの感覚がすごく鋭い。普通は、こういう添加剤って男が一人で感じるものでしょ? 「よく走る」、「燃費いいな」、「ムフフ」って。でもこの二人は共有してるんです。いろんな夫婦の関わり方ってあるけど、いつも一緒なので、これまでのバイクと家族みたいな関係と違うんです。辛さや楽しさを共有できるってスゴいなって思うんだよね。ちょっとゲルホーン3+からは離れちゃうけど、とても素敵なお二人なんです」

 

金光「いや、運転していないからこそ感じることっていうのもありますよね。さらに女性には女性なりの感じ方ってあるのかもしれないですし。それがわかっただけでも今回は大きな収穫ですよ」

 

山下(浩)「2013年10月にここでリアサスペンションをチューニングしてもらったんですが、それが以前まで彼女が唱えていた、理想のサスペンションの数値に近いような仕上がりだったんですよ。その感覚はすごいなって。そこへゲルホーン3+が入って振動が減ったもんだから、今後はさらに距離が伸びちゃうなって(笑)」

 

山下(洋)「本当に感覚的なものなんですけど、なんか違うって思うことがよくあったんです。でもサスペンションセッティングしてからは、すっきりして、お尻も痛くなくなったんです。ゲルホーン3+で音のストレスも軽減されたからますますバイクが楽しいな!」

スクーデリアオクムラ 代表取締役
奥村 裕 氏

17歳でレース活動を開始、国際A級ライダーに。1980~1990年代にはヤマハやホンダのファクトリーライダーとして活躍。1994年から、国内唯一のサスペンション専門ショップとして活動を開始する。

ランドマスタージャパン 代表取締役
金光 利久 氏

ランドマスター社はこの燃料添加剤やBMWチタンアクスルシャフトなど物販のほか、アウトドア系イベントや物流コンサルタントなど幅広く活動中。自身もBMW R 1200 GSにキャンプ道具とカヌーを積んで流浪するアウトドア派だ。

山下 浩司さん・洋子さん 車両/BMW R 1200 S

季節に関係なく、東北から九州まで日本中を走り回るヘビーツーリングライダー。そのほとんどがタンデムで月間走行距離は4000kmを越えることもしょっちゅうだとか。

レギュラーはもちろん、ディーゼルや灯油にも効果あり!

金光「これまでのデータではBMWのフラットツインやハーレーなど、大排気量でシリンダーの大きなモデルでは顕著な効果が出てますね。バイク以外の話だと、ターボの車に入れると、ターボに入る前の回転数でもしっかり走るようになったとか、ディーゼルのトラックなんかもパワフルになったり、レギュラーのバイクと車だけじゃなく、いろいろと使えるんですよ。実は石油ストーブなんかに入れると効果てきめんで、燃費が30%向上したというデータもあるんです(笑)」

 

ウッディで広い山小屋のような温もりあるスクーデリアオクムラの店内は、非常に居心地がよく楽しい会話が尽きない。

 

この対談で見えてきたのは、ゲルホーン3+という商品は、まだまだデータとして膨大な優良結果があるわけではないが、エンジンの燃焼効率を促進し、出力と燃費の向上、振動の軽減、排気音の静粛性などに効果があることと、レギュラー以外にディーゼル車や石油ストーブなど、幅広い機器で使用できることだ。

 

また使う容量も20Lに対して10mLと非常に経済的な点も魅力。200mLで4200円(税別/2014年1月現在)のボトルが販売されているが、バイクのタンク容量が10Lだとしたら、1回の満タンで約5ml。つまり40回分にも相当し、価格にすると1回あたり105円だ。これなら充分に試してみようと思えるコストパフォーマンスだろう。

 

昨今の車両というのは排気ガス規制の煽りをうけて、ノーマル状態でも燃料が薄いことが多々あるという。もし愛車のエンジンの吹けや回転に違和感を覚えているのであれば、一度このゲルホーン3+を試してみてはいかがだろうか。

 

INTERVIEW

軽自動車や小排気量バイクこそ効果あり

オートショップフタバは滋賀県で創業54年になる老舗のBMW正規ディーラー。ここでもゲルホーン3+を扱っていると聞き、店長の田中久由氏に話を聞いてみた。

 

「ゲルホーン3+は、販売を始めて一年ちょっとです。最初は半信半疑だったので、とりあえず自分の車で通勤や長距離出張で試したんですが、やはりトルクフルになって燃費も伸びたので、販売することにしました。今ではBMWはもちろん、ハーレーや国産車のお客さんからも好評を得ています。低中速でもトルクが太くなるから、高いギアが使えるようになるんですよね。特に軽自動車や小排気量のバイク、旧車などに入れると、途端にエンジンが元気になるのが体感できますよ」

SHOP DATA

AS Futaba BMWショールーム

住所/滋賀県彦根市戸賀町192-1
電話/0749-23-7708
営業/10:00~19:00
定休/水曜、第3火曜


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VIRGIN BMW.com でも連載中のモデルライダーTOMOさんのブログ 「TOMOのK 1300 Rな日々」で、
ご本人がゲルホーン3+を使って体感されています!

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