BMW Motorrad 首都圏ディーラー『どろんこ祭 2009』in 富士ヶ嶺
- 掲載日/2009年10月20日【トピックス】
- 取材協力/BMW Motorrad首都圏ディーラー 取材・写真・文/田中ゼンスケ
天気も良くて気持ち良い! ほど良く冷たい風は汗をかいた身体をクールダウンしてくれます。ちなみにコース上でピースサインしているのは、黄旗待機中(前方転倒車アリ)だからです。
年に1度は愛車のBMWで
オフロードを思う存分走る!
2004年の第1回目から今年で5回目を数える、BMW Motorrad metro(首都圏ディーラー)主催のオフロード走行会『どろんこ祭』が10/11(日)に開催されました。当日は晴天に恵まれ、会場となった『富士ヶ嶺オフロード』には100台以上のBMWが集結(他メーカー・モデルも参加O.K.)。GSをはじめ、HP2 EnduroやG450X、G650X Challenge、F800GS、F650GS-Dakarなど、オフロードが得意なモデル群や旧OHVの元祖クロカンGSも見られました。
富士山の麓に設けられたオフロード・コースは、バンクやウォッシュボード、ヒルクライムや林道など、バリエーションに富むクロスカントリー・コース。高低差もあって、富士の裾野を遠くまで見渡せる景色の良さも魅力です(実際は走りに専念する参加者が多かったようですが…)。普段走り慣れないオフロードで、あっさりと転倒することも貴重な体験。そんなオフロード・ビギナーのためにプチ・ライダートレーニングも行われ、またオフロード試乗会、ベテラン・ライダーによるデモランや、希望者に限定したヒルクライム競争など、単なる走行会ではなく、ベテランからビギナーまで、何かしらお土産を持って帰れる1日となりました。その様子を写真でご紹介しましょう。
BMW Motorrad 首都圏ディーラー Presents「どろんこ祭 2009」 in 富士ヶ嶺
- 主催/BMW Motorrad metro
- 開催日時/10月11日(日)09:00-15:00
フォトTOPICS(写真点数/29枚)
01富士ヶ嶺では過去3回『どろんこ祭』を開催しましたが、これほど富士山がくっきり見えるのは今年が初めてだそうです。この日は終日好天が続きました。
02“富士ヶ嶺オフロード”の入り口。午前7時にはもうこんなに明るく、まるで夏のような日差し。続々と参加者がやって来ました。
03受付を済ませて場内へ。広かった駐車スペースはあっという間にビッグ・オフで満杯に。もちろん、ほとんどのみなさんが自走です。パニアケースや積載物を降ろして、バックミラーやスクリーンを外したりと準備を整えます。そして一番重要なのはタイヤの空気圧を下げることですね。
04起伏のあるダートコースにはバンクもあります。バイクで走るにはとても広くて練習するのに最適。
05うぉっと! ヘビー級はどうしても前下がりになってしまうんですよねー。BMWは特に。
06巧っ! さすがベテラン。アクセル開け気味で腰は思いっきり引くことがポイントなのかも。
07ノリに乗ってます。バンクを活かしたコーナリングは結構難しいものですが、かなり慣れていらっしゃいますね。HP2 エンデューロはホイールベース長いなぁ。
08まるで林道のようなセクションも。豊かな自然の中を走る気分も味わえます。
09森のトンネルを抜けたら急勾配のダートをグングン登って行きます。平坦に見えますが、実際は地面の壁に向かって走っている感じ。
10マーシャルとしてBMW Motorrad関係者もガンガン走ります。どこで誰が倒れているかわかりませんからね。車両も装備も自前で、しかも非常に走るのが巧い!
11参加者のなかにはオフロード・ツーリング・タイヤで走る方も。スルスルと普通に走っていました。
12登り中盤で森を抜け、傾斜角度はだいぶ緩めに。
13今度は谷側にバンクする、土と石が入り混じったガレた路面を登ります。
14メイン会場は遥か眼下に。空気と景色は最高ですね。しかしこの高さまで来たということは…。
15コースの最上部でグリッと左ターン。ここのバンクで倒れる人は結構多かった。
16一気に下界へ急降下~! その距離およそ400mの急なダートを下ります…。
17途中で止まることは許されせん(笑)。ひたすら下るのみです。
18フロントフォークが沈みきっているのが分かるでしょうか。これでもまだカメラを構えていられるくらい、傾斜が緩い方です。
19ヒルクライムを逆に下ったらメイン会場前のフラットダートへ。
20旧OHVボクサーのポテンシャルはかなり高いものですね。この日走っていた旧OHV-GSライダーにはベテランの方が多かった気がします。
21日本一の山をすぐそこに見ながらノンビリとランチタイム。たっぷり走った後にこの雄大な景色とフレッシュな空気! 最高の休日ですね。
22吉友寿夫氏によるプチ・オフロードライダートレーニングでは、走る以前にまずは最適なライディング・フォームをテーマとしたアドバイスが。
23松本充治氏によるプチ・オフロードライダートレーニングでは、主に曲がり方についてアドバイス。
24松本充治氏、吉友寿夫氏、それに“TBI 2009”を制した前田選手の3名によるデモランも披露されました。2台のF 800 GSが砂煙を巻き上げて走る姿は迫力。
25この日の最後に行われたヒルクライムコンテストも大盛り上がり。やっぱりシングルは軽々と登って行きますね。
26登る勢いを殺さず、巧みにマシンをコントロールしながら狭いパイロンの間を通って曲がらないといけません。乾いて滑り易い路面は簡単にテールスライドしてしまいます。
27やっぱりHP2エンデューロは速い! またライダーも巧い! あっという間に登り切ってしまいました。
28自走で岐路に着く前に、グリップ商事とメッツラー・ジャパンの協力でタイヤの空気圧調整。こういうサービスはとてもありがたいものです。
29みなさんお疲れ様でした! また来年の開催に期待しましょう!(端っこの人、切れてしまって申し訳ございません…)
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野崎 正博(AMC Tokyo 店長)