【No.54】R1200RT(2008)
山田次郎さん(51歳)
- 年式/2008
- 走行距離/57,000km
- 燃費/18 km/L
- BMW歴/25年
- 乗り継いだバイク数/13台
- 掲載日/2020.02.10
愛車の気に入っているところ
重さと大きさはそれなりにありますが、そこさえクリアしてしまえばビッグスクーターのように使える気軽さがあります(我が家でのメインの用途は、ツーリングでなく食材の買い物です)。
トップ、パニア、タンクバッグのフルセットにすると、積載能力が図抜けています。買い物には大変便利ですが、重量配分を考えないと長距離で疲れるデメリットも……。
空油冷1200のデュアルロービームは、高効率バルブを入れると感動の明るさになります。ここだけはR1250RTより性能的に優れていると思います。
冬場の耐寒性はすごく助かります。反面夏はかなり厳しいものがありますが……。タンデム側は「夏は楽で冬寒い」とのことでした。
動き出してしまえばびっくりするくらいヒラヒラ走れます。この巨体でもクローズドコースでジムカーナまがいの走り方を普通にこなしてくれるのは楽しいですね。
愛車の不満なところ
まず、この年代のBMWに共通する低速トルクのなさです。低回転時の燃調に問題があるのだと思いますが、タンデム+荷物満載+坂道発進だと、クラッチを傷めないようかなり気を遣います。
タンデムでの高速道路走行で、直線性に若干疑問があります。ホイールベースがこの手のバイクにしては極端に短いので峠道などでは楽なのですが、高速道路ではESAをどうセットしてもフロント荷重が足りないような落ち着きのなさを感じます。R1200RTの他にもう一台K1200Sを保有しているため、余計に気になるところはあるかもしれません。
R259系特有の車体がグラッときたときの怖さは、20年以上乗っても未だになじめません。タンデムでトップケースを付けるとただでさえ高い重心がさらに上がるため、相当気を遣います。
シートは最低の出来です。100kmで尻が痛くなるオフロード車を思い出すようなひどいものですので、社外品への交換を強くお勧めします。
これからBMWを買う人へのメッセージ
ハマったらやめられない良いバイクですが、維持費は相応にかかります。購入時に予算をすべて使い切ると、トラブル時に身動きが取れなくなりますのでご注意ください。
もう1台BMWを持つなら
R1250GSかR1250RS
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