R1250RT（2019-）スペックと燃費現行モデルカタログ

R1250GS（2019-）のモデルカタログ写真

R1250RT（2019-）

コンセプトはそのままにエンジンと
電子制御テクノロジーを大幅に改良

空水冷水平対向2気筒エンジンは、排気量が1,169ccから1,254ccに拡大されるとともに、バルブタイミングとリフト量をエンジン回転数によって切り替える「BMWシフトカム」を搭載。環境性能を向上させるとともに最高出力・最大トルクともに向上。より扱いやすく、パワフルなエンジンとなってユーザーメリットも大きく高められた。スロットルの開け始めの極低回転域から中回転域、そして5,000rpmを境としてBMWシフトカムが作動し、高回転域ではスムーズかつパワフルにトルクが生まれる。

電子制御テクノロジーもすべて最新のものが導入され、ライディングモードは「ロード」、「レイン」、「ダイナミック」の3種から選択可能。ABSプロ、トラクションコントロール（DTC）、シフトアシストプロ、坂道発進を容易にするヒルスタートコントロール、電子制御式サスペンション・ダイナミックESA、クルーズコントロールに加えて、急制動時にエンジントルクを制御しつつ後輪の制動力を高め、停止距離を短縮させるダイナミックブレーキコントロール（DBC）を新装備。安全性をより高めている。

R1250GS（2019-）のモデルカタログ写真

グリップヒーターに加えて前後シートにもヒーターを装備。キーレスライド、オーディオシステム、ETC2.0車載器も標準装備する。メーターはあえてフル液晶パネルとせず、速度計と回転計は指針式を継続採用し、各種インフォメーションを表示するカラー液晶パネルを中央に配置する。

高品質なカスタムパーツ「オプション719」を選択すれば、エンジン外装パーツやシート、サイレンサーなどを自分流にあつらえ、個性を演出できる。シートは高さも含めて豊富な種類が用意されている。

スペック

記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。

エンジン形式: 4ストローク水平対向2気筒
バルブ: 1気筒あたり4バルブ
排気量: 1,254cc
ボア×ストローク: 102.5×76.0mm
最高出力: 100kW （136ps） / 7,750rpm
最大トルク: 143Nm/6,250rpm
圧縮比: 12.5：1
冷却方式: 空水冷
バルブ駆動: DOHCカムチェーン駆動
点火/噴射制御: 電子制御エンジンマネージメントシステム（DME）、燃料カットオフ機能付
クラッチ: 湿式多板、アンチホッピング機能付き
ミッション: 6速
オルタネータ: 508W
バッテリー: 12V/12Ah、メンテナンスフリー
全長×全幅×全高: 2,235×990×1,580mm（ミラー除く）
ホイールベース: 1,490mm
シート高: 805/825mm（OEローシート: 760/780mm; OEハイシート: 830/850mm）
燃料タンク容量: 25リットル（リザーブ容量4リットル）
車両重量: 290kg（走行可能状態、燃料満タン）／M Package 196.5kg
燃費: 21.0km/L（WTMCモード値クラス3）1名乗車時
燃料: 無鉛プレミアム
フレーム: トラス構造スチールパイプフレーム、アルミ製リアフレーム
フロントサスペンション: BMW Motorrad テレレバー（モノショック）センタースプリングストラット
フロントホイールトラベル: 120mm
リアサスペンション: BMW Motorrad パラレバー、センタースプリングストラット、アルミキャストシングルスイングアーム、電子制御式可変リバウンドダンピング調整
リアホイールトラベル: 136mm
駆動方式: ドライブシャフト式
フロントブレーキ: フローティングダブルディスク、４ピストンモノブロックブレーキキャリパー
リアブレーキ: 固定式シングルディスク、２ピストンフローティングキャリパー
ホイール: アルミキャストホイール
フロントホイール: 3.50×17”
リアホイール: 5.50×17”
タイヤ: チューブレス
フロントタイヤ: 120/70ZR17
リアタイヤ: 170/55ZR17