R1250GS(2019-)
- 掲載日/2019年08月21日【現行モデルカタログ】
- ※表記はメーカー発表の年です
R1250GS(2019-)
環境性能と走行性能を両立させる進化で
アドベンチャーバイクの先進を開拓する
他のRシリーズ同様、環境性能とユーザーメリットを両立させた新エンジンを搭載、さらに電子制御系を最新化して登場したのがR1250GSだ。
空水冷水平対向2気筒エンジンは、排気量を1197ccから1254ccへと拡大して高出力化を果たすとともに、「BMWシフトカム」を新採用。これはバルブタイミングとリフト量を5,000rpmで切り替える技術で、これによって低〜中回転域と高回転域、それぞれに適した燃焼を作り出し、扱いやすさとパワフルさの両方を進化させている。同時にエンジンの静粛化も図られ、ユーロ5を見据えた性能を獲得した。
電子制御系も全面的に進化しており、ABSプロ、トラクションコントロール(DTC)、ギアシフトアシスタント(オートシフター)は、その作動性がさらに洗練され、より快適で安全な走行を実現。電子制御サスペンション・ダイナミックESAは「ミニマム」、「マックス」、「オート」の3種から選べるようになり、オートに設定すれば乗車人員や荷物の重さを自動判定してサスペンションダンピングを適切な設定へと自動変更。これらは「ロード」、「レイン」、「ダイナミック」、「エンデューロ」、「エンデューロプロ」のライディングモードによっても自動変更される。
さらにクルーズコントロール、キーレス態度、ETC2.0車載器、6.5インチカラー液晶メーター、グリップヒーターを装備する。
グレードは「プレミアムスタンダード」と「プレミアムライン」が用意され、前者はローダウン仕様となる。また、「452スタイルエクスクルーシブ」はブラックを基調とした専用カラーなどが標準装備となり、「456スタイルHP」はよりオフロード指向を強めた仕様で、クロススポークホイールやワイドステップ、ラリーシートなど悪路走破性を高めるパーツが装着される。
スペック
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。
- エンジン形式
- 4ストローク 水平対向2気筒
- バルブ
- 1気筒あたり4バルブ
- 排気量
- 1,254cc
- ボア×ストローク
- 102.5×76.0mm
- 最高出力
- 100kW (136ps) / 7,750rpm
- 最大トルク
- 143Nm/6,250rpm
- 圧縮比
- 12.5:1
- 冷却方式
- 空水冷
- バルブ駆動
- DOHCカムチェーン駆動
- 点火/噴射制御
- 電子制御エンジンマネージメントシステム(DME)、燃料カットオフ機能付
- クラッチ
- 湿式多板、アンチホッピング機能付き
- ミッション
- 6速
- オルタネータ
- 510W
- バッテリー
- 12V/11.8Ah、メンテナンスフリー
- 全長×全幅×全高
- 2,205×965×1,490mm(ミラー除く)
- ホイールベース
- 1,510mm
- シート高
- 850/870mm(ローダウン仕様は800/820mm)
- 燃料タンク容量
- 20リットル(リザーブ容量4リットル)
- 車両重量
- 256kg(走行可能状態、燃料満タン)/M Package 196.5kg
- 燃費
- 21.0km/L(WTMCモード値クラス3)1名乗車時
- 燃料
- 無鉛プレミアム
- フレーム
- トラス構造スチールパイプフレーム
- フロントサスペンション
- BMW Motorrad テレレバー(モノショック)センタースプリングストラット、可変リバウンドダンピング調整式
- フロントホイールトラベル
- 190mm
- リアサスペンション
- BMW Motorrad パラレバー、センタースプリングストラット、アルミキャストシングルスイングアーム、電子制御式可変リバウンドダンピング調整
- リアホイールトラベル
- 200mm
- 駆動方式
- ドライブシャフト式
- フロントブレーキ
- フローティングダブルディスク、4ピストンモノブロックブレーキキャリパー
- リアブレーキ
- 固定式シングルディスク、2ピストンフローティングキャリパー
- ホイール
- アルミキャストホイール
- フロントホイール
- 3.00×19”
- リアホイール
- 4.50×17”
- タイヤ
- チューブレス
- フロントタイヤ
- 120/70R19
- リアタイヤ
- 170/60R17
カラーバリエーション
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