ZIM+BA ウインドストップデニム
- 掲載日/2009年11月28日【BMWバイク パーツ&グッズ紹介】
- 販売/RSタイチ テスター/田中 善介(バイクブロス) テスト方法/市街地?高速道路で試用 テスト期間/1日
ZIM+BA WIND STOP DENIM
ウインター・ライドも余裕の表情で
寒風を遮るデニム・パンツ
“スタイルのある大人”をコンセプトに展開される『ZIM+BA』のアパレル・ライン。ライディング・ユースでありながらスタイリッシュにまとめ上げたセンス、日本人ならではの繊細なつくりには目を見張るものがある。そんな『ZIM+BA』のラインナップの中から、今回は冬用のデニム・パンツを試してみた。
TRUE TEST !
一度履いたらもう手放せません
『ZIM+BA』(ジンバ)製品ではオール・シーズン通して使える“FIVE POCKETS DENIM PANTS”を何年か前から愛用している。ライダーの動きを考えたつくり、野暮ったくないシルエット、ソフトな履き心地、使い勝手の良さなど、実用アイテムとして大活躍してきた。おかげでいい感じにヤレている。個人的には結構高い評価を持っていて、バイクに乗っている時、またバイクではなくクルマの運転、現場を自分の足で走る時(?)、市街地をただ歩いている時など、ジンバのデニムはスタイリングも含め、どのようなシチュエーションでも大いに役立ってくれるから嬉しい。
昨シーズンから好評を博している“WIND STOP DENIM PANTS”だが、大きな特徴としては、岡山産高級デニム(13オンス)に伸縮性を持たせ、さらにストレッチ防風インナーを装備しているという点だ。両膝に内蔵されるニー・プロテクターは定番装備。シルエットは細身のストレートで、前部分は浅く、後部分は深いパターンになっている。パッと見は「ずいぶん細いなぁ」という印象だったが、実際に足を通してみると、思いのほかよく伸びる。ヒップ、太腿、膝のあたりに適度な圧迫感があり、バイクに跨っても腹部や膝回りに窮屈さも無く、ライダーの体型に合わせてデニムとインナーがピタリとついてくる。
朝の冷たい空気の中を走り出してみると、両腿にかすかな冷気を感じるものの、高速道路を走ってもその程度であればかなりの耐風性能だと言える。時折感じるエンジンからの熱が心地よく、1時間以上走ってバイクを降りた後、足腰が冷え切ってギクシャク歩くようなことも無かった。変わって日中の暖かい日差しの中、撮影のためバイクを押したり引いたり、額に汗がにじむような状況では、素肌に当たるインナー素材に汗のベタつき感は無く、肌触りは常にサラリとしていた。ストレッチ性を備えるフィルムをトリコット素材で挟み込んだ3層構造を採用しているインナーが効いているようだ。単なる防寒・耐風ではなく、バイクを降りた後のことも考慮した素材選びは、流石ライダーの行動を熟知しているなぁと感心するところ。
これまで愛用してきたデニムは、好みもあってワンサイズ大きめのものをチョイスしたが、今回試したデニムはジャスト・フィットが良い具合だ。ストレッチ効果で肌に密着し、そうすることで保温性も高まる。寒い季節はアンダー・ウェア常着だったが、ウインド・ストップ・デニムなら1本で二役こなしてくれるので、非常にありがたい。
テストを終えて
ウィンター・ライドに最適なのはもう言うまでも無い。一度履いてしまうと手放せないくらい快適な履き心地だった。今年に限らず、毎年寒い季節には大活躍間違いなしの定番アイテムとなることだろう。
ココがすごい!
よく伸びるデニム素材にはビックリ。スリムなシルエットを見て最初は窮屈さを想像したものの、履いてみたら適度なフィット感。汗をかいてもベタつかないインナー素材もGOOD。
ココがイマイチ
スリムなシルエットを重視した結果、ポケットはあって無いようなもの。快適な履き心地を考えたらジャスト・サイズを選んだうえで、ポケットには何も入れないほうがベター。
ZIM+BA ウインドストップデニムの詳細
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