ダイネーゼ T.ホーガンS IMP.001
- 掲載日/2010年09月28日【BMWバイク パーツ&グッズ紹介】
- 販売/ダイネーゼジャパン
DAINESE T.HOGAN-S IMP.001
機能性もファッション性も妥協しない
イタリアンデザインのレインウェア
とかくファッション性に乏しい感のある、ライダーのためのレインウェアの数々。なにしろ機能性が最重要視されるアイテムだから、仕方が無いと言ってしまえばそれまでの話。
そんな中にあって、高いファッション性と機能性を併せ持つイタリアのモーターサイクル・アパレル、ダイネーゼのレインウェアは、ちょっと注目したいアイテムだ。
RECOMMEND ITEM
「濡れ鼠」にはならない機能美
レインウェアに求めるのは機能性以外に無いだろう。使用シーンはエマージェンシーが主であり、そもそも雨の中をモーターサイクルで走るということは、当たり前に危険な行為だ。もしもの際に濡れずに走るため、と考えると、防水性に優れ、走行風によるバタつきが少なく、収納時はコンパクトに、などの機能が重要視され、デザイン性やファッション性を求めるのは「的外れ」にすら思われてしまう。
イタリアンブランドのダイネーゼの歴史は、医師が考案する医療用装具の開発が起源となる。当初は痛んでしまった部位を保護するためのものだったが、やがて外部からの衝撃に対してダメージを軽減するためのものとして、人間の身体を徹底的に研究し、様々な形状のプロテクターを開発するようになり、プロテクターメーカーのダイネーゼとして、モーターサイクル・アパレルの世界に名を馳せるようになった。数々のレーシングシーンで多くのトップレーサーがダイネーゼのレーシングスーツを纏っていることからも、その信頼度の高さが窺い知れる。
さらにデザインセンスが独特で、配色や素材選びはもちろんのこと、ライダーが身につけた際のシルエットの美しさには定評がある。これにはちゃんとした理由があり、プロテクターの機能を最大限発揮させるため、より身体に密着するようデザインされているのだ。したがって、シルエットは自ずと身体に沿うものとなり、且つ動きを妨げないよう、徹底的に研究のなされたウェアが、ダイネーゼのロゴを背負っているのだ。
そんなダイネーゼは、ツーリングシーンに向けたアイテムを数多く創出している。中でも地味な類に属するレインウェア「 HOGAN 」に注目したい。
走行時に雨の浸入を防ぐには、ツーピースよりもワンピースの方が良いに決まっている。全身を覆うタイプなのでウエスト周りからの雨の浸入はまず無い。さらに通気性と速乾性に優れた素材を採用し、雨の中でも快適さを追求している。全身ブラックの配色に派手さや色気は感じられないものの、シルエットはいかにもレインウェアということにはならないから不思議だ。薄手の素材が通常のライディングウェアの上に着た際、そのラインにフィットするよう設計されているようだ。しかも縫い目もデザインの一部として捉え、地味なカラーリングであっても野暮ったさや暑苦しさは感じられない。
もしもの備えでしかないレインウェアであっても、いざという際には単なるカッパではなく、デザインされたレインウェアを纏いたいものだ。
ダイネーゼ T.ホーガンS IMP.001の詳細
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