VIRGIN BMW | G310R(2017-) 現行モデルカタログ

G310R(2017-)

  • 掲載日/2017年06月30日【現行モデルカタログ】
  • ※表記はメーカー発表の年です  

G310R(2017-)のモデルカタログ写真

G310R(2017-)

普通自動二輪免許で乗れるBMW
マニアックなメカニズムにも注目

2015年のミラノショーでお披露目されたG310R。排気量313ccの単気筒エンジンを搭載するロードスターモデルだ。かつてBMWにはGシリーズという650ccのライトウェイトスポーツモデルが存在したが、このG310Rは「G」という頭文字こそ踏襲しているものの、そのエンジン自体に関連性はない。

というのも、G310Rが搭載する単気筒エンジンは、シリンダーヘッドの向きを通常のバイクと180度ひっくり返した「前方吸気後方排気」という特異なレイアウトを採用しているのだ。さらにそのシリンダーは車体後方に向かって後傾しているというずいぶんと凝った構造だ。最大出力は34psながら、158.5kgという軽量な車体ともあいまって、その走りはかなり軽快だ。低速から力強く、レブリミットの9,500回転まで息継ぎなく回るエンジンは、街中でも乗りやすく、ちょっとしたスポーツランでもこなせる実力を持つ。

特徴的な後方排気エンジンを取り囲むのはスチールパイプフレームで、サスペンションはフロントが倒立フォークでリアがモノショックというスタンダードなもの。ただ、フロントブレーキはラジアルマウントされ、さらにABSが標準されるなどライバル車に引けを取らない足周り装備を持つ。また、上位機種のS1000RやF800Rなどのデザインを踏襲した外装パーツ、多彩な表示機能を持つメーターなど、BMWらしいこだわりも随所に盛り込まれている。

近代BMWの歴史を振り返ると、500cc以下のモーターサイクルが登場するはかなり久しぶりだ。G310Rのターゲットはずばり、アジアや南米などの二輪市場の成長が著しい新興国だ。生産をインドのTVSカンパニーが請け負っていることもあり、ライバルとなる日本やオーストリアの同じ排気量帯のバイクと比較しても、かなり手頃な価格設定となっていることも注目すべきポイントだ。(日本市場では税込58万円~)

スペック

記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。
エンジン形式
4ストロークDOHC 単気筒
バルブ
1気筒あたり4バルブ
総排気量
313cc
ボア×ストローク
80.0×62.1mm
最高出力
25kW (34ps) / 9,500rpm
最大トルク
28Nm / 7,500rpm
圧縮比
10.6:1
冷却方式
水冷
バルブ駆動
DOHCカムチェーン駆動
点火/噴射制御
電子制御式燃料噴射
クラッチ
湿式多板
ミッション
6速
オルタネータ
330W
バッテリー
12V / 8Ah メンテナンスフリー
全長×全幅×全高
2,005×820×1,080 mm
ホイールベース
1,374mm
シート高
785mm
燃料タンク容量
11リットル(リザーブ容量約1リットル)
車両重量
158.5kg (走行可能状態)
燃料消費率
30.0km/L(WTMCモード値2)(クラス3)1名乗車時
燃料
無鉛プレミアム
フレーム
チューブラーフレーム
フロントサスペンション
倒立式テレスコピックフォーク(φ41mm)
フロントホイールトラベル
140mm
リアサスペンション
キャストアルミダブルスイングアーム
リアホイールトラベル
131mm
駆動方式
チェーンドライブ式
フロントブレーキ
シングルブレーキディスク(φ300mm)、4ピストンブレーキキャリパー
リアブレーキ
シングルブレーキディスク(φ240mm)、シングルピストンフローティングキャリパー
ホイール
アルミキャストホイール
ホイールサイズ (フロント)
3.00×17
ホイールサイズ (リア)
4.00×17
タイヤ
チューブレス
タイヤサイズ (フロント)
110/70 R17
タイヤサイズ (リア)
150/60 R17

カラーバリエーション

G310R(2017-)のモデルカタログ写真
G310R(2017-)コスミック・ブラック 58万円(税込)
このカラーであれば追加料金なし。
G310R(2017-)のモデルカタログ写真
G310R(2017-)ストラト・ブルー・メタリック 58万円(税込)
このカラーであれば追加料金なし。
G310R(2017-)のモデルカタログ写真
G310R(2017-)パールホワイト・メタリック 58万7,500円(税込)

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