シューベルト C3
- 掲載日/2009年05月21日【BMWバイク パーツ&グッズ紹介】
- 販売/シューベルトヘルメットジャパン テスター/小松 男 テスト方法/ツーリング テスト期間/1週間
この記事はBMW BIKES Vol.46掲載の記事を再編集したものです
元F1王者ミハエル・シューマッハの意見のもとに開発された『C3』フリップアップタイプを所有したことの無い編集部員ダンが実際に使い、感じたこと。
Schuberth C3
チンガードを上げて見た世界
ヘルメットはフルフェイス、と考えている僕。16歳の時、免許取得の際に兄貴から譲り受けたNAVAのヘルメットからアライのラパイド、シンプソンのスーパーバンディット5や台湾のm2rなど、普通のモノからゲテモノ系まで、色々と試しては転倒して…を繰り返してきた自分が出した結論は、やっぱりフルフェイスが一番安心できるということ。…でもちょっとフリップアップヘルメットも欲しい…。
永山編集長や、ツーリング先でチンガードをあげてタバコを吸っているライダーを見かけると、便利そうでいいなと思うようになった。購入に至らない理由は、なんといってもあまり格好良く思えなかったことにあった。BMW純正のシステム5や、昨年末に発表されたシステム6などはかなりシャープなデザインになり、好み。しかし日本に入ってきていない。そこで目をつけたのが、シューベルトの新型フリップアップヘルメット『C3』だ。
写真で見るとなかなかスマートなデザインだし、なんといってもシューベルトは1982年に世界初のフリップアップタイプを作ったメーカーで、BMWのシステムヘルメットも作っている。これなら満足できるのではなかろうか。ということで、早速C3をテストすることにした。
海外メーカーのヘルメットを何度か購入したことがあるが、やはり国産のものとは雰囲気が異なる。カラーリングの発色も独特な感じで、内装を覗いても効率を求めているようだ。それに匂いも違う。被り心地はなかなか良好。チークパッドの長さが絶妙で、チンガードを上げていても、バランスよく頭に載っている。顎の留具がワンウェイクリップタイプ(スキーブーツの留具みたいなもの)であることも、慣れると使い易い。静粛性能はなかなか高く、フルフェイスと同じくらいだ。新型のロングシェードは使い勝手、視界、スタイリングなど、すべてすこぶる良好。改良されたシェードもカッコイイし使い易い。
テストを終えて
使い心地はフルフェイス、使い勝手はオープンフェイス。これは巷で流行っているのも納得できる。ツーリングや通勤など、日常使いに最高だ。C3ならフルフェイスの安心感があるので気持ち良いライディングを楽しめるし、なんといってもヘルメットを被ったまま缶コーヒーを飲んだり、タバコを吸ったりできるのはとても便利。このC3はいい買い物になるだろう。
ココがすごい!
環境が悪くても曇らないアンチフォグシールドと、使い勝手のよい内蔵シェード、しかもフリップアップ。
ココがイマイチ
しいて言うなら、被っているのを忘れてコンビニに入ってしまうことと、ちょっとお財布問題的に…。
シューベルト C3の詳細
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