BMW GROUP Tokyo Bay GRAND OPENING ? THE NEXT 100 YEARS
- 掲載日/2016年07月15日【トピックス】
- 取材協力/BMW Motorrad Japan
文・写真/Ryo Tsuchiyama
ファッションショーからデモンストレーション走行まで
BMW GROUP Tokyo Bayグランドオープニング記念パーティー
7月9日に東京の臨海副都心・ベイフロントにオープンしたBMW・MINIブランドの体験型販売拠点『BMW GROUP Tokyo Bay』。日本最大規模の正規ディーラーの誕生とBMWグループの創立100周年記念を祝う盛大な式典として「BMW GROUP Tokyo Bay GRAND OPENING – THE NEXT 100 YEARS」が開催された。
日没後にスタートした式典は、BMWグループ役員と政財界からの来賓による記念式典に始まり、同施設自慢のドライビング・エリアを駆使したBMWワークスドライバー達のパフォーマンス「The Ultimate Drive(ジ・アルティメット・ドライブ)」、パリコレにも出展する日本発のブランド「ANREALAGE(アンリアレイジ)」とBMW車がコラボしたファッションショー「Reflect The Future – Runway to THE NEXT 100 YEARS」、国内外の著名DJ陣によるパフォーマンス、さらにはBMWの歴史を彩った名車の特別展示など多彩なプログラムが用意された。
この夜、各界から招待された関係者は2000人超と、そのスケールもメモリアルイベントにふさわしいもの。招待客たちはひと晩だけの特別な時間を楽しんでいた。
フォトTOPICS(写真点数/29枚)
01記念式典は夜の7:30からスタート。会場となった真新しいBMW GROUP Tokyo Bayには、華やかなファッションに身を包んだ関係者たちが大挙して押し寄せた。
02「THE NEXT 100 YEARS」は今年創立100周年を迎えるBMWグループが掲げるビジョンだ。新時代を見据えた体験型販売拠点のオープンも、そのビジョンに沿ったものと言える。
03「BMW GROUP Tokyo Bay GRAND OPENING – THE NEXT 100 YEARS」と銘打った記念式典の冒頭で挨拶をする、ビー・エム・ダブリュー株式会社代表取締役社長のペーター・クロンシュナーブル氏。
04BMW GROUP Tokyo Bayのグランドオープンを祝してドイツBMW AGから駆け付けたのは、同社セールス&マーケティング担当・取締役上級副社長のイアン・ロバートソン氏だ。
05続いてステージに登壇して祝辞を送ったのは、ドイツ連邦共和国の駐日大使を務めるハンス・カール・フォン・ヴェルテン氏。ウィットに富むスピーチで会場を沸かせた。
06新しい施設のお披露目ということもあり、こけら落としは日本式の鏡開きで。鏡が開くと、会場は大きな拍手で包まれた。いよいよここから式典が本格にスタート。
07BMW GROUP Tokyo Bayの建物に隣接するドライビング・エリアでは「The Ultimate Drive」がスタート。スーパーGT選手権に参戦中のBMW M6 GT3が圧巻のパフォーマンスを披露した。
08スタントライディング用にモデファイされたF800Rで、ドライビング・エリアをところ狭しと駆け回ったのは、エクストリームバイク・スタントライダーの小川裕之選手だ。
09BMW M4とBMW M6 GTSで華麗なテクニックを披露したのは、スーパーGTでBMWを駆る荒 聖治選手(右)とヨルグ・ミュラー選手。このM6 GTSは選手権で使用している車両そのものだ。
10全日本ラリー選手権に参戦しているMINI JOHN COOPER WORKS RALLY TEAMの大橋逸夫選手。パフォーマンス中はブレーキディスクから火花を散らすなど、サービス精神旺盛だった。
11急角度のウイリーやストッピー、ハイスピードでのバーンナウトなど迫力のパフォーマンスで観客を沸かせた小川選手だが、他車からF800Rにスイッチしてわずか一週間というから驚く。
12スタントライディング歴は10年以上という小川選手は、エクストリームバイクの全米選手権への参戦や世界各地での大会で上位入賞経験を持つ。サービス精神旺盛のナイスガイ!
13リアスプロケは特注の60丁! フロントの丁数もSTDよりも少ないとか。小川選手曰く、スタント中のギアはほぼ1速で、ストッピーなど速度が欲しい時のみ2速に入れるらしい。
14さまざまなアクションに必要な極太のペグはシートカウルの両脇と、リアアクスル両端にセット。マフラーはワンオフのWR’S製。エンジンはスタンダードのままだという。
15左手でもリアブレーキをコントロールできるよう、クラッチレバー下にブレーキレバーを追加するのはエクストリームでは定番のカスタム。リアキャリパーは6ポットに変更済み。
16こちらは屋外に設けられた特別展示ブース。R nineTカスタムプロジェクトとIGNITE STRAIGHT 6のプロモーションで日本人ビルダーが製作した6台のマシンが展示された。
17四輪の特設展示ブースでは「堺市ヒストリックカー・コレクション」と「BMW Club Japan」の協力で歴代名車を展示。これは生産台数わずか1672台、マニア垂涎の2002 TURBOだ。
18逆スラントノーズとヘッドライト形状が印象的な3.0CSLは、ツーリングカー選手権出場のためホモロゲ車として、3.0CSをベースに大幅な軽量化を実現したモデル。
193.5Lの直列6気筒エンジンをミッドシップマウントするスーパーカー、BMW M1。現代アートの巨匠アンディ・ウォーホルが手がけたアートカーも有名だ。
20BMW 327は1937年に発表されたカブリオレで、この327/28は327のシャーシにスポーツモデル328のエンジンを搭載したホットヴァージョン。戦前のBMWを代表する車両のひとつだ。
21ここからはBMWショールームをランウェイに見立てて行われたファッションショー、「Reflect The Future – Runway to THE NEXT 100 YEARS」の模様をお届けしよう。
22この日、BMWとコラボレーションを行ったのは、気鋭のデザイナーとして業界で注目されている森永邦彦氏が率いるファッションブランド「ANREALAGE(アンリアレイジ)」だ。
23ランウェイに登場した作品は「reflect : 反射」をテーマにしたもの。スマホやカメラのフラッシュに反応すると、生地の表面に鮮やかな模様が浮かび上がるという斬新さ。
24ブランド創設は2003年、2014年にはパリコレクションデビューを果たした「ANREALAGE」。ブランド名は「A REAL-日常」「UN REAL-非日常」「AGE-時代」を意味する。
25無地に見える生地が、光を受けることでさまざまな色や柄を表現する。独創的な発想をベースに最新テクノロジーを積極的に取り入れるブランドの姿勢はBMWにも通じる部分だ。
26「ANREALAGE」を主宰するデザイナーの森永氏。新施設のグランドオープンとBMWグループ創立100周年を祝う式典に、斬新なファッションショーで華を添えた。
27式典を彩るDJ陣も豪華。BMWショールームでは、数多くのイベントでプレイするKyoto Jazz Massiveの沖野修也氏、さらにDJ Kawasaki(写真)が心地よい音楽をMIX。
28数多くの報道陣もつめかけた記念式典は約3時間にも及んだ。演出の豪華さや趣向を凝らした内容からは、いまのBMWの勢いと次の100年を見据えた明確なビジョンが感じられた。
29夜の臨海副都心に浮かび上がるBMW GROUP Tokyo Bay。鮮やかなコーポレートカラーにライトアップされた建物は東京・ベイフロントの新しいランドマークとなりそうだ。
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