BMW Motorrad バイカーミーティング 2011 in 白馬
- 掲載日/2011年08月11日【トピックス】
- 取材協力/BMW Motorrad Japan 写真/VIRGIN BMW×BMW BIKES編集部 取材・文/田中ゼンスケ
おなじみ “BMW Motorrad バナーロード” の風景です。田んぼの間の直線道路脇に立ち並ぶノボリを見て「今年もこの季節が来たなぁ…」と、しみじみ感じるようになったのは、きっと自分だけではないハズ。
真夏のゲレンデにBMWバイクがやってくる
今年も白馬は暑かった!
今年で8回目を迎えた 『BMW Motorrad Bikermeeting』 は、8月6日(土)~7日(日)の2日間にわたり昨年までと同様、白馬のゲレンデ 『Hakuba47 Mountain Sports Park』 にて開催されました。
BMW Motorrad Japan が主催するこのビッグイベントは、今年ついに来場者数3,500名を超えるまでになりました。そもそもBMWユーザーのみに限定せず、バイク好きなら何かしら楽しめるイベント内容となっているので、年々訪れるライダーの数が増しているようです。
こちらでは特集記事レポートに先駆け、今年のバイカーミーティングの様子をフォトギャラリーでご紹介しましょう。
BMW Motorrad Bikermeeting 2011 in HAKUBA
- 主催/BMW Motorrad Japan
- 開催期間/2011年8月6日(土)~7日(日)
- 開催場所/長野県北安曇郡白馬村神城 24196-47Hakuba 47 Mountain Sports Park
フォトTOPICS(写真点数/29枚)
01集まる車種はさまざま。もちろんBMWバイクがほとんどで、なかでもGSやRTの割合は多め(新旧問わず)ですが、国産やBMW以外の輸入車、レアなバイクもたくさん見られました。駐車スペースをうろうろしているだけでもオモシロいですよ。
02バイクを置いたらまずは受付へ。この炎天下のなか来場者の足は途絶えることなく、続々とやってきました。
03会場に足を踏み入れると最初に現れるのが大型ドームテント。そこには MINI ブランドのスペース、BMWバイクの現行モデルやライダーエクイップメント、鈴鹿8耐参戦マシンなどが所狭しと展示され、なかでも今年の目玉となるのが…
04『BMW Concept C』 (コンセプト・シー)の展示です! 本邦初公開! 2010年のミラノショーで公開され、話題を呼んだ “まさか” のビッグスクーター! 「BMW Motorrad が創り出す未来の大型スクーター」のコンセプトモデルです。
05逆サイドからも。ちなみにこのコンセプトモデルは「ウン●万円」というシロモノ。警備員が常に目を光らせていた理由がよくわかりました。
06コンセプトCと鈴鹿8耐マシン以外の展示車両は気軽に跨ることができるようになっています。いやー、楽しそうに見ていますねー。S1000RR で彼女とタンデムしていたら、相当かっこいいと思いますよ?
07毎年大盛況のイベントプログラムのひとつが試乗会。とくにGSやハスクバーナでダートロードを走る 『本格派山岳コース』 はあっという間に予約が埋まる人気ぶり。
08コースはゲレンデの作業用道路。一般進入禁止です。
09適度に曲がりくねった道をグイグイ登っていきます。
10先導と殿にはベテランライダーが同行します。片手で余裕の笑顔を見せてくれたのは、MFJ国際A級ライダーの吉友さん。雑誌やGSイベントでもおなじみですね。
11山岳コースのてっぺんにはこんなすばらしい景色が待っています。ハラハラドキドキしながらなんとか走って来られたGSビギナーも、この景色を見たら緊張感も一気に解消、そして達成感に満たされることでしょう。
12慣れたライダーならタンデム走行も可能。拳サイズの石が埋まっている締まった砂利路面はビギナー向けです。
13『フルラインナップ試乗会』 はオンロードで。6月に発売されたばかりの K1600GTL は8台も用意されていました。
14会場を出発して数分走るとこの景色。信号の少ない白馬の快走路は、BMWバイクの試乗にうってつけです。
15場内に設置されたショートコースでの試乗もあります。ハスクバーナのモタードマシンはこちらで試乗が可能。
16見た目もすごいが味も最高! 『白馬豚の丸焼き』は毎年長蛇の列が出来る大人気イベントです。
17ステージ上では恒例の 『信州そば早食いコンテスト』 が開催。時間内にどれだけたくさん食べられるのかを競うはずなのですが、単純に300円で食べ放題を楽しむ方も…ま、それは参加者の自由です。
18疲れを癒す 『足裏マッサージコーナー』 もあります。白馬の空気に包まれながら受けるマッサージは気持ち良いに決まっています(来年こそやってもらおう…)。
19建物の中では、今年マン島TTレースにチャレンジし、見事完走を果たした松下ヨシナリ選手の写真展が催されていました。そのなかの多くは元BMW BIKES編集スタッフのタケさんが撮ってきたもの。また、実際に走っているオンボード動画はついつい見入ってしまいます。
20バイクと並んでキャンプサイトもテントがいっぱい。ゲレンデ駐車場を利用しているので地面は硬め。マットは必須アイテムです。
21まるでアクシデントのようなこの写真、じつは 『フリースタイルモトクロスショー』 の1シーンです。写真では伝えられないので、別ページにて公開予定の動画でお楽しみください。
22ゲレンデの斜面を利用した 『ヒルクライムコンテスト』 は、毎年会場が盛り上がる人気プログラムです。写真は斜面の中腹あたりからスタート地点を撮ったもの。
23濡れた草の生い茂る斜面を、GSを巧みに操ってスリップダウンせずに登頂するのは難易度 “高” です。斜面中腹からゴール地点手前を撮影。
24チャレンジャーの半分近くはこのような結果になります。
25今年は R100RS で挑戦するというツワモノも登場。結果は想像のとおりですが、DOHC-GS でチャレンジしたビギナーよりも上の方まで登って行きました。リアのみオフロードタイヤを装着していましたが、戻りでも転倒せずに下って来られたのは「巧い!」の一言。
26最後はハスクバーナのデモ走行! 軽いですね~。
27ヒルクライムのゴール地点からの眺め。下の斜面は見えません…。
28ナイトパーティは BMW Motorrad ディレクターのエクレム・サック氏によるご挨拶から。
29白馬の夜空の下、宴会が盛り上がっているところに突如鳴り響く甲高いエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂い、そして巻き上がる白煙。2011年、BMWバイクでもっとも速く駆け抜けた日本人2名、マン島TTレース完走者の松下ヨシナリ選手(写真左)と、鈴鹿8耐でライダーを務めた高田速人選手の登場です。ステージ上でレース結果の報告と、BMWバイクのスポーツ性能の高さを解説。大いに会場を湧かせ、そのまま花火打ち上げのカウントダウンに。ナイトパーティは例年以上に盛り上がりを見せ、幕を閉じました。