VIRGIN BMW | K1200S BMWバイク ユーザー投稿インプレ

■基本性能部分については、まず、すばらしい直進性。独自のサスペンションであるデュオレバー、パラレバーによるコーナリング並びにブレーキング時の安定性。防風効果も含め、高速 & 長距離走行では、ほとんど疲れ知らず。
■装備に関しては、ABS、ASC、ESA、オンボードコンピュータなど充実。ただ、そのためボタンが多すぎると感じるかもしれない。
■インテグラルブレーキ。ただし、これに頼るようになると明らかに運転が下手になり、他社のバイクに乗れなくなるかも。
■外観に関しては、存在感。どこを走っても、まず間違いなく視線を浴びる。実際、バイクそのもに今までのBMWとも違った造形美がある。

■立ち転け時のダメージ軽減のためのプロテクターまたはスライダー類（特にカウル）を取付できない。厳密にはカウル加工によりできる場合もあるが、カウルに穴開け加工等が必要。二輪は自立できない乗り物故、転けるもの。万一の時のダメージは、いろいろな意味で軽減したい。
■車重。なんだかんだいっても、やっぱり250kg近くある重量バイクで、取り回しには気を遣う。
■駐車場所（あるいは保管場所）を選ぶ。高価なバイクであり、盗難も多く、むやみやたらと駐車できない。
■パーツの高額さと少なさ。後付のパーツを楽しみたい人には、選択肢の少なさに驚く可能性有あり。
■シート下スペースは狭く、フル装備車（オンボードコンピュータ付き）は、シート下にETC本体を設置できない。

■現行Kシリーズのポイントはなんといっても、サスペンション。一度は体感してみる価値はあり。乗れば乗るほど、安心感が増す。
■爆発的な加速力は思ったほどない。現行2007-08年式あたりの国産スーパースポーツの加速力にはかなわない。これにはエンジン出力以外に車重も関係しているので仕方がないと思う。ただし、一般的なシチュエーションで、そういった不足感を感じることはまずない。

Fシリーズ。オフ用なら800系が扱いやすいかな。