第10回 サスペンション
満を持して登場した完全新設計の新型 R 1200 GS。登場するや否や、世界中のライダー達に賞賛を以って迎えられたが、プロメカニックの目にはどう映ったのだろう。今回も詳細に解説する。
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フロントにはおなじみのテレレバーサスペンション。部品はすべて新作だが、基本的な構成は変わっていない。
ホイールストロークは 190mm で先代と変わらず。
フォークチューブは 41mm から 37mm と細くなり軽量化された。ハンドル切れ角は 42 度と変わらず。
リアはもちろんパラレバーサスペンション。スイングアーム長は、トラクション向上のために 52mm 延長されて 588mm。パラレルリンクの角度も変更された。
リアのホイールストロークは 200mm でこちらも先代と変わらず。
日本仕様標準装備のダイナミック ESA の切り替えは左側スイッチボックスにて。
先代までの ESA はライダーの希望するモードをシステムに伝達するための電気式リモコンだったが、新たに採用されたダイナミック ESA は、前後の車高センサーの情報から車体の動きや路面状況を ESA にフィードバックされるようになった。より高度に進化している。
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