VIRGIN BMW | 第23回 R1200ST 外装系 その2 R1200RT・R1200ST編

第23回 R1200ST 外装系 その2

  • 掲載日/2012年10月19日【R1200RT・R1200ST編】
  • 執筆/モトラッド阪神 田中 建次
    このコンテンツは BMW BIKES Vol.29 (発行:2005.05.14) 「ディーラーメカニックが解説する R1200RT / ST テクニカルディテール」掲載の記事を引用しています。

R1200RT・R1200ST分解レポートの画像

今回取り上げるのは、R1200RT と ST である。ここでは装備品が多い R1200RT をメインに、通称 PDI (Pre-Delivery-Inspection:納車前点検) 作業に加えて、新規採用されたメカやディテール、メインテナンス情報をできるだけ分かりやすく解説していく。オーナーおよびオーナー候補の方々も参考にされたい、ディーラーメカニックだけが知り得るニューモデルの細部を紹介していこう。

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ステップはアルミの小さなブラケットを介してフレームに付く。ステップラバーは RT より細身でスポーティなもの。振動疲労軽減のため、中空構造である。シフト・ブレーキペダルも RT とは異なる。
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一見スリムなバイクだが、重量以外のボリュームは RS と大差はない。隙間や骨格を見せることで視覚的な軽さを強調している。重量は旧 RS、100S、1150R よりも軽い。
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RT と同じく、ナイフでえぐりとったような、エッジを効かせたデザイン処理が見られる。
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大きくはないウインドスクリーンだが防風効果は高い。スクリーンの上部に大きなフィン状の処理がなされ、走行風をうまく逃がしているようだ。
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スクリーンの可動範囲は 40 ミリ。電動ではなく、手で持って引っ張り上げる。RS と違って立ちの角度は変わらない。
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