それほどオーバーヒートを
心配する必要はありません
水冷のKシリーズ、Fシリーズに比べると、空(油)冷のRシリーズにお乗りの方は心配かもしれませんね。大排気量の空(油)冷エンジンは、当然ながら発熱量は大きいですから。しかし、空(油)冷のRシリーズでも走行風が当たっていればエンジンは冷却される構造になっており、それほどオーバーヒートを心配する必要はありません。
都心などで長時間の渋滞に捕まったときなどはオーバーヒートの恐れはありますので、油音計がついているモデルの方は注意してみていた方がいいでしょう。あまりに長時間の渋滞に巻き込まれた時にはエンジンをとめ、しばらく休憩を取ってエンジンを冷やしてやってください。その程度の気遣いだけで、オーバーヒートのリスクは大きく下がるでしょう。ただ、1点だけ気をつけていただきたいことがあります。「定期的なオイル交換を怠らないこと」です。エンジンオイルはエンジンの冷却の効果も担っています。
エンジンオイル交換を怠っているとオイルの劣化が進み、エンジンを充分に冷却できなくなってしまいます。真夏に調子よく走るためにも、定期的なオイル交換を心がけてください。万が一、オーバーヒートしてしまった場合は無理にエンジンをかけようとせず、しばらく休んでエンジンが冷えるまで待ってください。エンジンが冷えると走行は可能になりますから。ただ、オーバーヒートに晒されたエンジンオイルは一気に劣化してしまいますから、できるだけ早急にエンジンオイルの交換を行いましょう。
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