VIRGIN BMW | BMW Motorrad Club Japan ライダーストレーニング in 川崎大師 トピックス

BMW Motorrad Club Japan ライダーストレーニング in 川崎大師

  • 掲載日/2013年07月09日【トピックス】
  • 取材協力/BMW Motorrad Japan  取材・文/BMW BIKES編集部 栗原 守睦  写真/増井貴光
ライダーストレーニングの画像

好天に恵まれた青空のもと、BMW Motorrad Club Japan ライダーストレーニングが開催されました。

効率的にライディングを学べる4クラス体制で
楽しく集中してトレーニングできる講習会

2013年 6月30日(日)、川崎大師自動車交通安全祈祷殿 駐車場(神奈川県川崎市)にてNPO法人BMOJ(BMW Motorrad Club Japan)主催のライダーストレーニングが開催されました。このライダーストレーニングとは、BMWを楽しく安全に永く乗りこなすためにプログラムされた、BMW独自のライディングトレーニングのことで、[エントリークラス] [ベーシッククラス] [エキスパートクラス] [講師育成クラス]の4クラスで構成されています。参加者全員がエントリークラスからスタートし、受講クラスが終了したら上のクラスでトレーニングができるようになるシステム。講師をつとめるのは、BMW公認インストラクターの資格を持つ山田 純さんです。

今回体験したのは、基礎的な内容を約4時間で学ぶエントリークラス。まずは川崎大師交通安全祈祷殿で愛車のお祓いをしてもらうことからスタートし、その後の座学ではバイクをライディングする際の考え方、峠でのライン取りなどを学びます。それが終わると、いよいよ自分の車両を使ったトレーニングへと移ります。車両の取り回し、クラッチ・リアブレーキの効果的な使用方法などを約2時間半にわたってみっちりトレーニング。山田 純さんの分かりやすい解説と、項目を絞った濃密なトレーニング内容となっており、合計4時間のトレーニングはあっという間に過ぎていきました。

自己流テクニックでは決して気がつかなかったライディングのコツを、楽しみながら学ぶことができるライダーストレーニング。バイクの免許をとってまだ日の浅い新米ビーマーはもちろんのこと、長年BMWに乗っているベテランライダーにもお薦めしたい内容が詰まった魅力なプログラムなのです。

このプログラムは10月に関西地区でも開催を予定しているとのことなので、詳細が決まり次第、VIRGIN-BMWにてご紹介させていただきます。それでは講習の模様をフォトレポートにてご覧ください。

BMW Motorrad Club Japan Riders Traning

  • 開催日時/2013年 6月30日(日)
  • 開催場所/神奈川県川崎市川崎区大師河原1-1-1 川崎大師自動車交通安全祈祷殿 駐車場
  • 主催/NPO法人ビー・エム・オー・ジェイ事務局

フォトTOPICS(写真点数/23枚)

ライダーストレーニングの画像
01会場は、国道409号沿いにある川崎大師自動車交通安全祈祷殿の駐車場。まるでインドの寺院のよう。
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02今回のライダーストレーニングの参加料金15,750円(税込)のなかには、川崎大師自動車交通安全祈祷殿での祈祷代金(5,000円)も含まれているとか。ということで、まずはお坊さんによる説法と祈祷から始まりました。
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03安全にライディングするための座学。ライディング中の突然の出来事に対応するための車間距離の計算方法や、ワインディングでの安全なライン取りなどのレクチャーを受けました。
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04ライダーストレーニングを指導するのは、BMW公認インストラクターの山田 純さん。分かりやすい説明にときおり冗談なども織り交ぜるなど、参加者を飽きさせずに重要なことを伝える話術はさすがです。
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05参加車両は、R 1200 RやF 800 GTなどのロードモデルにR 1200 GS、F 650 GS、F 800 GSなどのオフロードモデル、スクーターのC 650 GTと多種多様。
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06基本となるライディングポジョションのレクチャー。ステップに立ち、そこから真っすぐ腰を降ろしたところが基本的なシッティングポイントですが、個人の体格差があるため、実際には多少変わってくるとのこと。
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07普段何気なく握っているグリップも、握り方や力の入れ方ひとつでライディングが変わります。何事も意識して操作することが大切なんですね。
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08こうしたライディングスクールで語られるのが、ニーグリップの重要性。車両との一体感をより高めるため、膝だけでなく足首やふくらはぎなども密着させ、点ではなく面でホールドするのがポイントです。
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09身長の低いライダーにとって、大きな車両からの乗り降りというのは気を使い体力的にも疲れるもの。それを解消するのがこの方法。ハンドルを右いっぱいに切ることで車体がサイドスタンド側に傾き、乗り降りが楽になります。
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10ライディングポジションやグリップの握り方、バイクからの乗り降りのコツなどをレクチャーしてもらった後、しばし休憩。中身の濃いトレーニングなので、適度な休憩は不可欠です。
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11ついにバイクで走り出します。クラッチの丁寧な扱い方を学ぶため、アクセル操作なしで発進する! 慣れない操作からくる不安が、何とも言えない私の笑い顔に表れていますね……。
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12クラッチ操作のみで、無事なんとか発進することができました。が、顔は真剣そのもの。アクセルを使わないでクラッチのみでスタートする練習は、半クラッチの感覚を身体に覚えさせるためなのです。
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13半クラッチ操作を駆使して、スラローム走行を行います。ついアクセルを開けそうになりますが、そこはグッとガマン。この練習も丁寧な半クラッチ操作を会得するためのものです。
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14川崎大師自動車交通安全祈祷殿の駐車場は広大なので、余裕をもってのびのびとトレーニングすることが可能です。
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15走行練習は一人ずつ順番に行います。人数が多すぎないため、参加者のすべてに目が届きます。ちなみに私は一番最初だったので、非常に緊張しました。
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16ライディング操作での疑問点にも、的確に応えてくれる山田 純さん。言葉を選びながら、分かりやすく丁寧に教えてくれます。
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17アクセル開度は一定にして、リアブレーキ操作のみで車両の動きを制御し曲がる練習。この操作がUターンする時の走り方に大きく関わってくるのです。
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18R 1200 RTといった大きな車両での参加者も、みるみる走りが安定してきているのが分かります。低速での走り方やUターンのポイントは、クラッチ操作とリアブレーキの使い方なのです。
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19Uターンの際にもうひとつ重要なのが、「目線の送り方」です。慣れないと近くの路面に目線が行きがちですが、基本は後ろを振り返るぐらいに頭を回し、肩口から行きたい方向へ目線を送ります。
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20Uターンが苦手な人は、車体を垂直に立て、アクセル開度を一定にしてリアブレーキと半クラッチで速度調整をしつつ曲がるのがコツ。山田さんが分かりやすく解説してくれました。
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21講習を終えると、修了証が手渡されます。半日とはいえ濃密な時間なので、満足感はかなり高いです。日常のライディングですぐに実践できることばかりなのがいいですね。
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22R 1200 RTへの乗り換えをきっかけに、ライダーストレーニングに参加した村松 卓さん。BMWバイクに特化した内容のため、他のトレーニングでは聞けないことを学ぶことができ、大満足だったようです。
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23今回のライダーストレーニングに参加した人とBMW MOTORRAD JAPANのディレクター エクレム・サックさん(前列左から5人め)、そしてBMOJのスタッフの方とで記念の集合写真。皆さん、お疲れ様でした!
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