お台場のBMW Group Tokyo Bayを
ライダーたちに開放!
2018年3月3日(土)に東京・お台場のBMW Group Tokyo Bayで【2nd Night Rider Meeting:ナイトライダーミーティング】が開催される。
これはBMWグループがお台場に展開する四輪・二輪総合販売拠点「BMW Group Tokyo Bay」の営業時間終了後に施設をライダーたちに開放、無料でコーヒーを振舞ってくれるというイベントで、昨年12月2日(土)に初めて開催された。
「メーカー関係なくバイク好きが集まって、ただコーヒーを飲むだけ」
というとてもシンプルなコンセプトのイベントではあったが、当日はなんと400台を超えるバイクがお台場のBMWに集結! 会場の熱気は本当に凄まじかった。さらには会場周辺を利用したBMWモトラッド最新モデル試乗会や、R nineTを中心としたカスタムバイクの展示も行われ、わずか2時間のイベントは最後まで盛況だった。
第2回目の開催となる今回も、前回に引き続きネスプレッソコーヒーの無料サービスや、ナイトライド試乗会も予定されている。さらに本来は営業が終了したBMW&MINIショールームの公開や、特製ハンバーガーとドリンクの販売、来場したバイクの中から一番クールなバイクを表彰する「BEST NIGHT RIDER AWARD」の表彰など、前回よりも内容はパワーアップしている。
ということで、ここからは前回のイベントの模様や集まったバイクをダイジェストで振り返りながら、次回のイベント概要も紹介していこう。
前回行けなかったライダーも、土曜の夜はお台場BMWへ!
会場となるのは、東京お台場のBMW Group Tokyo Bay(東京都江東区青海2丁目2-15)。ダイバーシティの向かいにある総合ディーラーだ。イベントは19:00~21:00までの2時間で、18:30から入場できる。参加費はもちろん無料!
ここで筆者から参加予定のみなさんへお願いです。この貴重なイベントが今後も存続できるように、会場や会場周辺ではマナーのある行動・安全運転を心がけましょう。楽しい場所を守るのは参加するみなさんです。
BMW Group Tokyo Bayの建屋の裏側は広大な駐車場スペースとなっている。バイクはそこに駐車するのだ。当日は、スタッフの指示に従ってスピードを抑えて入場しよう。安全第一!
BMWモトラッド主催のイベントにも関わらず、車両メーカーに縛りはない。なんという太っ腹! BMWやるなぁーと思った前回参加者も多いんじゃ?
ここがバイクを停める駐車場だ。ここでもスタッフが誘導してくれる。きっちり指示に従って愛車を停めよう。これは前回19時過ぎの様子。開場後すぐに100台超のバイクが!
BMW Gropu Tokyo Bayのエントラントが開放されている。1人でも仲間でもここでゆっくりコーヒーを愉しもう。このエントラントは普段もネスプレッソを愉しめるカフェとして営業している。また、当日はモトラッドのショールームのほか、四輪のBMW&MINIのショールームも見学できる。アンケートに答えるとプレゼントも用意されているらしい!
ネスプレッソのコーヒーはカウンターで受け取ろう。当日は、Eメールアドレスを登録するだけでネスプレッソのコーヒー1杯が無料で堪能できる(2杯目以降は有料ね)。また、当日はキッチンカーの出店もあり、特製ハンバーガーやドリンクも楽しめるとのこと。
会場には次から次へバイクがやって来る。BMWの数も多いが、それ以外のバイクもかなり多い。車種も見事なまでにバラバラだ。
駐車場の一角には試乗車が用意されていた。お台場周辺を20分ほどクルーズするナイトライド試乗会だ。メーカーが大々的な試乗会を夜にやるなんて前代未聞!?
この日はK1600Bや、R nineT、S1000XR、G310Rなどを用意。それなりに寒かったので、グリップヒーターの恩恵を肌で感じたライダーも多かったはず。3月3日(土)のナイトライド試乗会では、R nineTやG310Rなどを用意しているという。他にも話題の車両を用意するらしいので、せっかく参加するなら試乗して帰ろう! お台場周辺の公道を使用するので、G310シリーズ以外に乗るなら大型免許必須。
ただ集まって、1杯のコーヒーを飲むだけ。そのためだけにこれだけのライダーがやって来るとは想像もしていなかった。夜バイクでどこかに集まろうとすると、色んなしがらみも多いワケだけど、そういう場をメーカーが提供してくれるのだ。これだけでも素晴らしいと思わない? 前回の参加者たちはマナーも良くて、なんの問題も起こらなかった。マナーを守って楽しもう。
【左上】BMWモトラッドのカスタムプロジェクトでお披露目されたバイクも展示されていた。これは「IGNITE STRAIGHT SIX」というプロジェクトでKen’s Factoryが製作したマシン。K1600GTLがベース。【右上】右側は46Worksの中嶋志朗氏が手がけたR nineT ClubmanRacer。【左下&右下】R nineT Racer、PureをベースにBMWディーラーがカスタムした車両も展示。
カスタムを楽しめるR nineTシリーズだけあって、会場にやって来るR nineTも何かしら手を入れている車両が目立った。
マニアから根強い支持を受けるOHV2バルブもロードモデルからGSまで勢揃い。
都会の夜にはカフェレーサーが似合う!?R90SやR100RS、R100改など個性的なマシンも集まる。
BMW BIKES Vol.74号にも登場したR50とそのオーナー。彼はこの1960年式のビンテージ車で年越し宗谷岬にチャレンジ、無事帰還した猛者! フルピンのR50での雪中旅行は快適だったらしい……。
Night Rider Meetingは仲間と楽しむのオススメ。こちらはトライアンフ・デイトナ675のご一行様。ここぞとばかりにバイクをズラッと並べて記念撮影。きっといい写真が撮れたハズ!
バンディット、ザンザス、ニンジャ250、RVF400、GPZ400R、YBR、WR250Xとバラバラな車種で集まった若いライダーたち。女の子もいる。とにかく楽しそうだった。
カワサキの旧車もいろいろ。風防付きのW1スペシャルにZ2改、70’sなZ1改。さっきの女の子はザンザス乗りだった模様。マニアック……。
ヤマハな人々。どんなバイクでも参加オッケーって素晴らしい。普段一緒になることがないライダーが集まるからこそ生まれる、このカオス。
バイクのタイプで言うと、結構な多数派だったのがスーパースポーツ。パニガーレやS1000RRなど最新系はもちろん、1198やハヤブサ、9Rなどの姿も。
貴重なVTR1000 SP-2が2台いるかと思えば、テクスポ仕様のCBRがいたり。あらゆるスーパースポーツ車が勢揃い。
超キマってたS1000RRのライダー。こんな風にタンデムで参加するのもイイ。
20時過ぎの会場の様子。この日集まった車両はなんと400台オーバー!
BMWに乗る女性ライダーたち! S1000RR、F800R、R1200GS、F800GSとデカいバイクを軽々と操る姿が頼もしい。
BMWのイメージを牽引するGSモデルもいろいろ。R1200GSも入れば、ラリー仕様のR80GSも!
かなりカスタムされたR1200GSアドベンチャー。3月3日(土)のNight Rider Meetingでは、来場したバイクの中から一番クールなバイクをBMWが独断と偏見で選ぶ!?「BEST NIGHT RIDER AWARD」の表彰も予定されている。自慢の愛車でアワードを狙ってみる?
前回のイベント時、来場したバイクのナンバープレートをチェックしていたのだが、首都圏エリアのライダーが多かったものの、北関東や中部のナンバーもちらほら。幸いにもイベントは土曜の夜。1杯のコーヒーを求めて夜走りするのも悪くない。
意外に多かったのがドゥカティ勢。パニガーレからモンスター、ディアベル、ムルティ、スーパバイク系と比較的新しい年式が多い。逆にパンタやベベル系は見かけず。
アメリカンも走り屋もオフ乗りもウェルカム。東京のリアルなバイク乗りの姿がここに。
マナーを守って参加すれば絶対に楽しいNight Rider Meeting。参加予定のライダーはくれぐれも安全運転で。では、3月3日の土曜の夜はお台場で。当日はもちろんシューティング予定!