BMW Motorrad バイカーミーティング 2010 in 白馬
- 掲載日／2010年08月06日【トピックス】
- 取材協力／BMW Motorrad Japan 写真／Virgin-BMW×BMW BIKES 編集部 文／田中ゼンスケ
今年は最高の天候に恵まれ、いかにも夏らしい暑い陽射しと山間の爽やかな風に誘われ、たくさんのライダーがここ Hakuba47 に訪れました。
BMW Motorrad Bikermeeting は白馬で開催
モーターサイクルファンに捧げる夏の祭典
今年もやってきました！ 7月31日～8月1日の2日間、長野県は白馬のゲレンデに3000名以上の来場者を迎えた BMW Motorrad Japan 主催のビッグイベント『 BMW Motorrad Bikermeeting 2010 』！ 2004年の開催以来７回目を数えるモーターサイクル・イベントです。
BMW と言っても、参加車両のメーカー不問、入場料タダ、クルマでの参加も問題なしという自由なもの。恒例の人気プログラムに加え、毎年何かしらのサプライズが用意され、今年も大いに盛り上がりました。 特集記事レポートに先駆けて、まずはフォトギャラリーでご紹介しましょう。
BMW Motorrad Bikermeeting 2010 in HAKUBA
- 主催／BMW Motorrad Japan
- 開催期間／2010年7月31日（土）～8月1日（日）
- 開催場所／長野県北安曇郡白馬村神城24196-47 Hakuba 47 Mountain Sports Park
フォトTOPICS（写真点数／59枚）
01毎年大人気の『フルラインナップ大試乗会』では、信号も少なく見晴らしの良い快走路を最新モデルで走ることが出来ます。引率は BMOJ のみなさんです。
02走行時間はせいぜい15～20分程度ですが、このロケーションだったら十分贅沢なのでは…？
03一方『場内ショートコース試乗会』では、ヘルメットとグローブも貸し出してくれる体験版です。ン？ 見慣れない後姿が…試乗車には Husqvarna（ハスクバーナ）のスーパーモタードマシン、SM250R と SM450R も用意されました。
04今年の白馬には BMW グループ傘下となったイタリアのモーターサイクル、Husqvarna（ハスクバーナ）も仲間入り。ハスクバーナは純血レーサーを造るメーカーです。市販モデルと言えども扱いには作法があるので、すんなり発進出来る人は少なかったようですね。
05ハスクバーナのエンデューロモデル TE250 も用意されました。が…GS で言うところのエンデューロとはちょっと違って、耐久やモトクロスなど、レーサーとしてのエンデューロマシンに乗るには、いつもの感覚だとすぐエンストしてしまうんですねー。
06『本格派山岳コース GS 試乗会』も毎年超人気のプログラム。受け付け開始後あっという間に定員に達してしまいます。今年乗れなかった人は来年頑張りましょう（笑）。
07試乗ルートはゲレンデ整備用の車両が通る作業道路で、大部分が固く締まった砂利路面です。ところにより深い砂利や激しいミゾもありますが、デュアルパーパスタイヤでも十分走行可能。頂上まで行くと爽快な景色を眺めることが出来ますよ！
08軽量ハイパワーのハスクだったら遊びながら走行出来ますね。生粋のファンビークルに乗って、楽しそうなサムアップを頂きました。
09あ、コケタ、でも大丈夫。自分でリカバリー出来なくてもインストラクターがサポートしてくれます。ダート走行を体験したいという人にはうってつけのプログラムですね。ちなみに毎年このヘアピンカーブで何人かコケます。
10ハイ出ました、イバオ（左）とナギオ（右）です。ハスクバーナの集まるところこの２人（１人と１頭？）の姿アリ。ちなみにライディングの腕前は国際級です。メーカーオフィシャルのキャラクターではありませんので、あしからず。
11今年のメインアトラクション『フリースタイルモトクロスショー』では、駐車スペースのど真ん中にジャンプ台が設置され、４台のモトクロスマシンが迫力のスーパージャンプを見せてくれました。
12多彩なトリックで観客を魅了します。バイクって飛ぶんですね…。
13見事なパフォーマンスを見せてくれた４人のライダーには盛大な拍手が贈られました。みんなが手を挙げているのは“BANZAI”三唱をしているからです。
14『白馬豚の丸焼き』は絶～っ対に！外せないもの。すでに白馬バイカーミーティングの名物になっていますね。
15炭火でじっくり焼いた豚を豪快に切り分けていきます。あぁ～（ヨダレ）。
16豚を待つ行列（最前列より撮影）。
17飲食コーナーではドイツソーセージやドイツビール、そして直径25cmの巨大な Bikermeeting バーガーも、このイベントのために用意されたスペシャルメニューです。
18BMW BIKES もブース出展しました。15:00からのヒミツ集会ではブース前にたくさんの人だかり。ジャンケン大会の様子です。
19ヒミツ集会の最中にミニ SL が通ります。なぜか拍手。
20お、ウラル？ かっこいいですね～。
21『BMW Motorrad ニューモデル＆ライダーエクイップメント展示』では、実際に跨ったり試着したり、全てのアイテムに触れることが出来ます。MINI の展示もありました。
22イベントTシャツは毎年違うデザインなので、コレクションするのもいいですね。バージンBMWのために読者プレゼントをご提供いただきました！
23FLAT では毎年来場者のための休憩スペースを設けています。今年はその横に外装フルカーボンの HP2 Sport が！ もちろん Tras 制作です。これを見たロブ氏は「Crazy…」（ここまでやるとは！という意味でしょう）のコメント。F800R にもアンダーカウルなどが装着されています。
24GS 30周年を記念して、6/1～7/15の期間にフォトコンテストへ応募された作品の中から、とくに素晴らしい10作品が展示されていました。
25歴代 GS も展示。こうやって見ると GS シリーズの辿ってきた道のりが理解出来ます。
262010年、台数限定で30周年特別仕様の GS モデルが登場。
27毎年恒例の最もヒートアップするイベントと言えば『ヒルクライムコンテスト』でしょう。今年はその盛り上げ役にイバオとナギオが買って出てくれました。（視界が狭そうですが）ハスクバーナを駆り余裕のヒルクライムで場を暖めてくれました。
28旧 OHV-GS のヒルクライム。淡々と登り続けて危なげのない走りで見事にゴール。
29今となっては貴重な F650GS DAKAR も軽々と登頂。ダートから高速道路まで、守備範囲の広いビッグオフマシンです。
30最新型の R1200GS Adventure (DOHC) は ASC を利かせた状態で挑戦。ボボ、ボボ、ボボ…と、リアホイールが空転しないようエンジンの回転を電子的にカットしながらジワジワと登って行きました。一度立ち止まってしまったら発進困難ですが、この安全機能はとても有効です。
31こちらのアドベンチャーはフルパニア！ なんでもリアにトラクションがかかって登り易いのだとか…。
32G450X は余裕の走り。調子に乗ってスロットルを開け過ぎると簡単に振り落とされるので、そこは慎重に…。
33お約束のリタイヤシーンには観客から声援が贈られます。来年“も”ガンバレ！
34『ヒルクライムコンテスト』の次はバーベキュー！ 会場には“野菜売りの少女”も（カワイイです）。
35BMW Motorrad Japan ディレクターのラルフ・ライナート氏は日本語でご挨拶。ナイトパーティーの始まりです。日本語は相当上達されましたね。
36最高責任者の気さくなキャラクターに会場は大喜び。
37ステージ上には話題の直列6気筒エンジン搭載マシン『 Concept 6 』が登場。このままの姿で発売されたら思わず“買い”に走ってしまいそうなくらい、前衛的、独創的で魅力溢れるデザインです（個人的に）。
38『 David Robb トークショー』では、コンセプト6の発表に合わせてドイツから来日された、BMW Motorrad デザインのトップであるデイビッド・ロブ氏がオンステージ。BMW Motorrad のデザインコンセプトについて語ってくれました。
39続いてステージに上がったのは、鈴鹿8耐に S1000RR で参戦し、18位という見事な結果を残した【Tras & G-TRIBE + 8810R 】チームの面々。武藤監督の MC で『鈴鹿8耐レポート＆トークショー』は大盛り上がりでした。
40暗い夜空に突如浮かび上がった熱気球、幻想的ですね。『熱気球体験コーナー』は有料です。
41『 Bikermeeting 大ビンゴ大会』で夜の宴会はさらにエキサイト。
42タダで豪華賞品が貰えるとなれば当然ですね。
43２日目の朝は『全員集合！ Bikermeeting 記念撮影会』です。
44【Tras & G-TRIBE + 8810R 】チームも白馬にやってきました。展示ブースは鈴鹿サーキットのピットを再現した演出です。
45ファンサービスに応える高田速人選手。この子も将来はサーキットを駆け抜けるのでしょうか…。
46鈴鹿サーキットのお膝元で高品質な BMW Motorrad 専用のオリジナルパーツを創出するササキスポーツクラブのブース。GS から F、K、S1000RR まで、専用パーツを装着した車両が展示されていました。
47ワイバンでおなじみ R's Gear （アールズギア）も出展。当日は自ら乗って走って BMW に適したパーツ開発を行う樋渡代表が直接来場者とのコミュニケーションをとっていました。アクティブコンフォートブランドは一見の価値アリです。
48モトラッドアルファ（新潟）のブースでは、ライダーエクイップメントの販売、お買い得なセール品も多数並べられていました。
49広岡自動車研究所（長野）のブースには、例年通り純正のライダーエクイップメントや掘り出しモノ、お買い得商品が並びます。
50ヨシムラジャパンのブースには S1000RR 専用パーツを装着した展示車両が！ BMW とヨシムラの意外な関係は、何か今後に期待を感じさせてくれます。
51レーシングからツーリングまで、幅広くライダーをサポートするクシタニのブース。鈴鹿8耐では鮮やかなホワイトのレーシングスーツが見事に完走しましたね。
52ブラックとオレンジのカラーリングが印象的なコンチネンタルのブース。スポーツツーリングラジアルタイヤのニューモデル、ContiRoad ATTACK 2 がワンセットのみ展示されていました。
53株式会社ダッツのブースでは、輸入パーツやドーケンのオリジナル用品が紹介されていました。展示車両の R1200GS には、ESA に対応した Wilbers 製フロントサスペンションが装着されています。
54こちらはサインハウスとモトラッド湘南の共同ブース。サインハウスで取り扱いのバイク用品を装着した車両を展示。
55プラッツ愛媛のブースにはサイドカープロショップ ABEZ（エイベッツ）オリジナルの BMW サイドカーが展示されています。
56トーヨー産業のブースでは、モーターサイクル用インターコムの interphone や、BMW ディーラーでも見かけるようになった SW-MOTECH のバッグ類を展示。
57株式会社プロトでは、人気の REV'IT! や疲労軽減効果のあるTTアンダーのほか、HEPCO & BECKER のツアーケースなどツーリングアイテムを多数展示。
58おなじみメッツラータイヤのブースには、タイヤにキビシイ目を持つBMWユーザーがいろいろと突っ込みを入れていました。
59鈴鹿8耐仕様の S1000RR に跨るロブ氏を中心に記念撮影。ハスクバーナの参加も新鮮ですが、今年は例年にも増して賑やかな印象を受けました。来年ももっと盛り上がりましょう！
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