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BMW Motorrad GSトロフィージャパン 2014 in 岩手 イベントレポート

  • 掲載日/2014年07月11日【特集記事&最新情報】
  • 取材協力/BMW Motorrad Japan  写真・文/VIRGIN BMW.com 編集部

BMW Motorrad GSトロフィー JAPAN 2014の画像

9回目の開催は岩手・八幡平
雄大な自然と GS を楽しんだ3日間

今年で9回目を数える BMW Motorrad Japan の公式オフロード&キャンプイベント『BMW MOTORRAD GS TROPHY JAPAN 2014』が 2014年6月6日(金)~8日(日)の3日間にわたって開催されました。会場となったのは、岩手県八幡平市の岩手山焼走り国際交流村。温泉施設もあるこのキャンプ場を拠点に、イベントの名物となっている3大コンテンツ『コマ図ツーリング』『スキル・チャレンジ』『キャンプ&宴』が行われました。天候にも恵まれ、岩手の雄大な自然と BMW Motorrad エンデューロモデルの魅力を存分に味わえた今回の GS TROPHY JAPAN をフォトレポートで振り返ってみましょう。

BMW MOTORRAD GS TROPHY JAPAN 2014

  • 主催/BMW Motorrad GS TROPHY JAPAN 2014 実行委員会
  • 協賛/コールマンジャパン株式会社、ピレリジャパン株式会社
  • 後援/岩手県盛岡広域振興局、八幡平市
  • 定員/350台(申込み先着)
  • 資格/誓約書に同意でき、任意保険に加入している車両での参加が可能な方
  • 車両/一般公道が走行可能な車両(BMW Motorrad 以外も可)
  • 料金/一般参加=28,080円、ビギナーズ・パッケージ(ビギナートレーニング付き)=33,480円(定員40名)、観戦・同行パック=11,880円(観戦とキャンプのみ) ※宿泊・食事代含む、BMW Motorrad ディーラーで申込みの場合は割引特典あり

岩手ならではの贅沢設定
お腹いっぱいのコマ図ツーリング

GS TROPHY JAPAN の人気コンテンツである『コマ図ツーリング』は、土曜と日曜にそれぞれ別のルートを設定して行われます。参加者はキャンプ場をスタートし、分岐ごとの距離と時間、進路だけが記されたコマ図を見ながらゴールを目指しました。会場周辺の幹線道路と林道をつなぎ合わせた走りごたえあるルートが当初からの魅力ですが、今回は両日ともに約 120km のロングコースで、しかもその半分をダート区間が占める(例年は2、3割程度)という贅沢なルート設定。山林はもちろん、眼前に広がる岩手ならではの野原を堪能できました。

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GS TROPHY JAPAN を代表する人気コンテンツ『コマ図ツーリング』は、今回も実施されました。
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イベント会場での総合受付時にこのコマ図と、万が一のためのエマージェンシーマップが配布されます。
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土曜日の朝、イベント全体の開会式が終わるとコマ図ツーリングがスタート。準備は万端のようですね。
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スタート前に笑顔を見せてくれた参加者。荷物はテントに置いて、必要なものだけを持っていざスタート。
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二人で楽しそうにスタートしていきました。仲間と協力しながら挑むコマ図ツーリングも GS TROPHY JAPAN の醍醐味。
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GS TROPHY JAPAN は、年齢・性別・車種(BMW Motorrad でなくても OK)を問わず参加できるオープンなイベントです。
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BMW Motorrad Japan のエクレム・サック氏がコマ図ツーリングのスターターを努めます。
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今回の GS TROPHY JAPAN を通して MC を務めたジャッキー浅倉氏からスタート前の意気込みを聞かれる参加者。
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スタートの合図と同時に飛び出していく R 1200 GS&R 1200 GS Adventure。いってらっしゃーい。
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コマ図ツーリングは、速さを競うものではないので、参加者はそれぞれのペースでスタートしていきます。
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スタート直後は、気持ちの良い直線が続く舗装路でした。しかしこのあとは、お腹いっぱいのダートが……。
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ゴールまでは約 120km の長丁場なので、休憩をとりながら進みます。岩手山をバックに記念写真。
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しばらく走ると、ダート区間が始まりました。このルートで正しいのか、疑心暗鬼で進みます。
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今回のコマ図ツーリングは、全行程の半分がダート。広大な土地を持つ岩手ならではのルート設定でした。
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一人では不安なコマ図ツーリングも、仲間がいれば安心。相談しながら正しいルートを探していきます。
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オレンジ色の服を着たマーシャルを見つける=自分が走ってきたルートは正しい。ホッとする瞬間です。
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GS TROPHY JAPAN を代表する人気コンテンツ『コマ図ツーリング』は、今回も実施されました。
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お腹いっぱいに走ったダートを抜けて、あとは舗装路を走ってゴールに向かうだけ!?
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山の中に開けた岩手独特の草原。今回のコマ図ツーリング中に何回も出現しました。
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コンビニで休憩したついでにおやつも……ついつい、休憩時間が長くなってしまいますね。
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岩手山を見ながら走るワインディング、アスピーテラインや樹海ラインもルートに組み込まれていました。
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そして、ゴール。本当にここで良いのか、みんな狐につままれたような様子でゴールするのがおもしろい。
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続々とゴールする参加者たち。どの人も4時間ほどでコマ図ツーリングを終えていました。
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心地良い疲労感とゴールできた安堵感や達成感で自然と笑みがこぼれます。
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ゴール地点の八幡平リゾートパノラマスキー場が昼食場所です。ゴールを祝して乾杯。

特設コースで自分の技術を試す
ゲレンデツーリングツアーも同時開催

スキー場のゲレンデなどに作られたコースをミスなく、いかに早くゴールできるかを競う『スキル・チャレンジ』も GS TROPHY JAPAN の伝統コンテンツ。モデルやカテゴリで6つのクラスに分けられ、それぞれの上位者が夕方の決勝に進出、入賞者はキャンプ&宴の席で表彰されます。今回は、土曜のコマ図ツーリングのゴール地点となった八幡平リゾートパノラマスキー場で行われました。また、新たに『ゲレンデツーリング』ツアーが開催され、ふだんはなかなか走れないスキー場の斜面を体験走行できるとあって、参加者からの人気が集中。今後、GS TROPHY JAPAN の中心コンテンツになることは間違いないでしょう。

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特設のオフロードコースをミスなく走る『スキル・チャレンジ』も GS TROPHY JAPAN の伝統コンテンツ。
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スキル・チャレンジは、コマ図ツーリングのゴール地点となった八幡平リゾートパノラマスキー場で行われました。
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昼食をとって、ひと息ついたら挑戦開始。コースに挑む前に歩いて下見することができます。
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このように順路が指示されています。コースと路面をしっかり頭に入れることが攻略のポイントです。
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スキル・チャレンジへの挑戦を待つ BMW Motorrad。この間にタイヤをチェックするなど、バイクの準備をしておきます。
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そして順番がやってきたら、コースイン。自分の持てるスキルを最大限に発揮して挑みます。
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自分のチャレンジに生かすべく、他のライダーの走りを見て研究しておくのがポイント!?
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転ぶとタイムが加算されてしまいますが、助けてもらうのは OK。ここでも、仲間がいれば安心ですね。
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たとえ転んだとしても楽しめるのがスキル・チャレンジ。むしろ車体のキズは、果敢に挑んだ名誉の負傷でしょう。
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GS TROPHY JAPAN には、観戦・同行パックも設定されているので、エンデューロモデルを持っていなくても参加できます。
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転倒してウインカーが折れてしまったものの、仲間からウインカーを譲ってもらって装着できたようです。
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モデルやカテゴリで分けられた各クラスの優秀者は、夕方に行われる決勝に進むことができます。
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決勝に向けて、ウオーミングアップ中。かなり余裕がありそうですね。
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決勝進出を果たした上級者だけに、下見でチェックするポイントもひと味ちがいます。
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午後のコースよりも難易度の高い決勝コース。強者たちといえども転倒が続出。
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夕食前のキャンプ場内で行われたため、ギャラリーもたくさん。
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最後の急坂を駆け上がったところがゴール。パイロンで区切られたスペースに止まらなければなりません。
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果敢に挑む女性には、みんなが助けの手を差し伸べます。全員でバイクをゴールに押し上げました。
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クラスごとの3位入賞者は、夕食のステージで BMW Motorrad Japan と協賛各社から賞品が贈られます。
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今回は、スキル・チャレンジと平行して、新たに『ゲレンデツーリング』も行われました。
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ふだんなかなか体験できないスキー場の斜面を走るチャンスとあって人気が集まりました。
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景色も抜群のゲレンデツーリングは、きっと今後 GS TROPHY JAPAN の中心コンテンツになっていきますね。
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エキシビションとして、2014 GS TROPHY INTERNATIONAL 参加のために特訓を積む日本代表の公開練習も行われました。
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スキー場では斜面でバイクを押し、キャンプ場では水を撒いた路面を走行。そして罰ゲームはランニング……。
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日本代表のコーチである三橋淳氏のデモンストレーション。R 1200 GS Adventure が華麗に宙を舞っていました。

地元の食材を使ったパーティーに加え
BMW BIKES の撮影裏話ステージも

ベースとなるメイン会場での『キャンプ&宴』も、忘れてはならない GS TROPHY JAPAN の醍醐味のひとつです。友人や家族との個人参加、BMW Motorrad ディーラーからのエントリーなど、スタイルはさまざまですが、BMW Motorrad を愛する気持ちは共通。キャンプファイアーを囲んでの夕食では、昼間のコマ図ツーリングやスキル・チャレンジでの絶景ポイント、難所といった話題に花が咲いていました。さらに、今年の GS TROPHY JAPAN の舞台となった岩手は、雑誌 BMW BIKES Vol.65 の企画『冒険の旅 III』のロケ地だったこともあり、そのときの撮影裏話や岩手の魅力を語るスペシャルステージも用意されました。

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メイン会場での『キャンプ&宴』も GS TROPHY JAPAN に欠かせない人気コンテンツ。
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金曜日の夕方には全国から続々と参加者が集まり、岩手山を望むキャンプ場には色とりどりのテントが張られていきます。
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GS TROPHY JAPAN 全体の開会式は、土曜の朝に行われます。開会宣言は、BMW Motorrad Japan のエクレム・サック氏。
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天気予報では雨となっていたものの、開会式では太陽が昇り始め、最終的に3日間を通して雨はほとんど降らず。
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GS TROPHY JAPAN は、キャンプサイトにバイクを乗り入れられるので、バイクとの一体感も高い。
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BMW Motorrad ディーラーがユーザーと一緒に参加するのは GS TROPHY JAPAN の伝統。安心して参加できますね。
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夕食で開催地の食材が食べられるのも GS TROPHY JAPAN の魅力です。牡蠣をはじめ、冷麺などが提供されました。
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そして何よりも、お酒ですよね。ただし、キャンプイベントだからといって飲み過ぎは禁物ですよ。
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仲間同士で昼間のコマ図ツーリングやスキル・チャレンジを振り返るのも GS TROPHY JAPAN の醍醐味ですね。
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マーシャルとしてコマ図ツーリングを支えるスタッフも、パーティーでは労をねぎらい、次の日に備えます。
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夜が深まるとキャンプサイトは静かになり、大自然の中でゆったり過ごすという贅沢な時間が流れていました。
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雑誌 BMW BIKES Vol.65 の企画『冒険の旅 III』の撮影裏話や岩手の魅力を語るスペシャルステージも用意されました。
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同じディーラーに通う仲間から誘われて参加を決めたという R 1200 GS の大塚裕司さんは、今回が初参加。
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同じく吉野普郁さんも GS TROPHY JAPAN 初参加。イベントを通して楽しめた様子でした。
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来年は記念すべき 10 回目の開催。常連組も、まだ参加したことがないという人も、ぜひ参加してみてくださいね。
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